出版社内容情報
「フィジカル」を理解するための基本書
トップオブトップのサッカー選手の①動作的特徴として、
「アジリティ」「方向転換」「スプリント」の速さが挙げられる。
その3つを支えているのが、「沈むバネ」と「弾むバネ」の2つである。
また、②身体的特徴として、「上半身の姿勢の良さ」「下腹部・腹~腰回りの筋群の発達」
「自由度の高い股関節」「足関節のバネ」がある。
本書では、現代サッカーを制するために必要不可欠な「沈むバネ」と「弾むバネ」の作り方を中心に、
中学生年代から大学生年代まで適用できる、
これまでになかった基礎体力の型、「フィジカルのプレーモデル」を提示する。
内容説明
世界で活躍するトップ・オブ・トップのサッカー選手の動作的特徴として、「スプリント」「減速・加速」「方向転換」の速さが挙げられる。それらを支えているのが、「弾むバネ」「沈むバネ」「しなるバネ」の3つのバネである。また、身体的特徴として、「上半身の姿勢の良さ」「腹~腰回り、下腹部の筋群の発達」「自由度の高い股関節」がある。本書では、現代サッカーを制するために必要不可欠な3つのバネの作り方を中心に、中学生年代から大学生年代かつプロ選手まで適用できる、これまでになかったサッカー選手のための自重をコントロールする「基礎体力」の型を提示する。
目次
1章 身体作りへの興味
2章 トップ選手の共通点
3章 「サッカーフィジカルのプレーモデル」と「型」
4章 「弾むバネ」「沈むバネ」「しなるバネ」
5章 上半身の機能とサッカー
6章 「基礎体力」のトレーニングは何歳から?
エクササイズ集
著者等紹介
三浦哲哉[ミウラテツヤ]
1980年4月25日生まれ、岩手県出身。理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。大船渡高校、順天堂大学、専門学校社会医学技術学院卒。整形外科クリニックでの理学療法士業務と並行し、サッカーを中心にトレーナー活動を経験。タマリバクラブ(ラグビー、2005~08年)、慶應義塾体育会ソッカー部(10~20年)、全日本大学選抜(13~15年)、ユニバーシアード男子日本代表(15年)でトレーナーを務めた
須佐徹太郎[スサテツタロウ]
1955年11月11日生まれ、福岡県出身。阪南大学名誉教授。小倉高校、筑波大学体育専門学群を経て、同大学大学院体育科学研究科博士課程満期退学。86年から2021年まで阪南大学サッカー部監督。35年間で総理大臣杯優勝2回、関西学生リーグ優勝12回(春・秋含む)、石丸清隆(現・愛媛FC監督)、梁勇基(現・ベガルタ仙台クラブコーディネーター)、脇坂泰斗(現・川崎フロンターレ)など60人以上のJリーガーを輩出。15年ユニバーシアード男子日本代表チームリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。