出版社内容情報
失敗こそ最高の師!
jリーグ創世記だから起きた仰天エピソードや審判経験がある人なら誰もが共感!
ミスから学ぶサッカー審判の教科書!
内容説明
Jリーグ草創期を知るレフェリーが明かす“失敗”の舞台裏。先人たちのマル秘エピソードに笑い、そして学ぶ。
目次
第1章 エピソード(選手との対峙編;勘違い編;うっかりミス編 ほか)
第2章 レクチャー(主審編;副審編;主審と副審の特性 ほか)
第3章 対談(審判&選手のJ草創期懐かしエピソード―小幡真一郎×都並敏史(ブリオベッカ浦安監督))
著者等紹介
小幡真一郎[オバタシンイチロウ]
1952年、京都府生まれ。東京教育大(現筑波大)卒業後、母校である京都教育大学附属高で教諭を務める傍ら、京都紫光クラブ(現京都サンガF.C.)でプレー。29歳で現役を退き、85年に1級審判員、92年に国際審判員となる。93年5月15日のJリーグ開幕戦(V川崎‐横浜M)で主審を務めるなど2001年まで国内の第一線で活躍。以降は後進の指導にあたり、JFA審判チーフインストラクター、AFCアセッサーなどを歴任。13年にはAFC功労賞ブロンズスターアワードを受賞。18年からは筑波大大学院にてレフェりー活動の研究を行い修士号取得。現在もアセッサーや専門学校だの学生指導、ゼミの主宰など精力的に活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
49
テレ朝「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にインスパイアされたであろう題名(笑)。本書の半分以上を占めるしくじりを公開してくれた小幡さんをはじめとした元1級審判員で国際・Jリーグ担当を歴任された皆さん。このような体験談はとても貴重だと思う。Jリーグ黎明期~草創期には1級審判員でさえ様々な失敗をしていたんだと、ホッとするやら感心するやら。私もサッカー審判員の端くれとして、第2章のレクチャーはとても参考になった。将棋の感想戦のように、自分が担当した試合を振り返れるようになりたい。2023/08/14
おサゲっち
7
今年度で審判指導者の立場からも引退される小幡元一級審判・審判インストラクターと、その同期の方々の失敗談。僕も県大会決勝戦で時計を二つ付けてたにもかかわらず、二つとも止まってしまったしくじりをしましたが、、、でも、この本に載っているしくじりのレベルはプロを裁くだけあって、プロ級のしくじりでした。いやあ、びっくりです。おかげさまで引き出しが増えました。2023/03/21
まゆこ
6
★★★☆☆2022/02/08
マイアミ
5
★★★ えっ半分で終わりですか。しくじりエピソードが掲載されてあるのは半分までで、残りの半分はJFAの審判講習とか審判マニュアルに載っていそうな内容で読んでいて苦痛だった。エピソードにしても2021年に出版されたにも関わらず20年以上前の古臭いものばかり。現役の審判に取材すれば沢山のエピソードを引き出せたはずだし、J1からJ3まで合計57クラブもあるのだから各クラブにつき4ページ割けばそれだけで一冊の本になったと思う。それをやらない著者の横着さと本を売ろうとする意欲のなさが目についてしまった一冊だった。2021/12/04
Syuhei Sumida
3
普段は選手のほうばかりしか見ないから審判目線意外と面白かった。審判もしょせんは人。結構やらかしてるのね。だけどみんな失敗に対して真摯に向き合ってる感じがしてやっぱり審判なんだな、とも思った。これでまた試合の楽しみ方が増えた気がする。2022/05/12