内容説明
どこまでも華麗でどことなくユーモラス―カワセミの見たことない!魅力、満開!生態から面白雑学までビジュアルで徹底解説。一冊たっぷり♪カワセミの本。
目次
1 カワセミスタイル(前から;横から ほか)
2 カワセミペディア(カワセミってどんな鳥?;カワセミの体形、色彩 ほか)
3 カワセミアクション(飛行(ホバリング)
ダイビング ほか)
4 カワセミレポート(自然教育園での繁殖発見;カワセミ研究の先人に学ぶ ほか)
5 カワセミライフ(春;夏 ほか)
著者等紹介
矢野亮[ヤノマコト]
独立行政法人国立科学博物館附属自然教育園名誉研究員。1943年満州生まれ、東京育ち。東京教育大学農学部林学科卒業。1969年より国立科学博物館附属自然教育園に勤務、2008年定年退職、現在名誉研究員。関東学院女子短大・大学非常勤講師、日本鳥類保護連盟評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
50
都内でも珍しくカワセミが生息している我が町。先日、双眼鏡片手に野鳥観察の会に参加。初めてきちんとカワセミを見た時の感動ったら。そのカワセミを思う存分楽しめるのが本作品。宝石の翡翠と同義語のあの美しい姿をこれでもかというくらい思う存分楽しめる。ビジュアルだけではなく、体型や生態、行動、繁殖、短歌に俳句、絵画などなど色々と学べる。環境破壊が顕著だった一昔前と違って、どうやら都心部の清流とはいえはない環境でも逞しく生きているらしい。カワセミを観察するコツがわかったので双眼鏡片手にいそいそと川べりに散歩に行こう。2024/02/14
たまきら
41
スズメサイズのボディに似合わぬ巨大なくちばし、美しい羽根。日本で一番美しい鳥の一つだと思うカワセミのファンブックです。長年観察してきた方の体験談は特に素晴らしく、親に見捨てられたひなたちを育てた際に苦労したことや、産室内を撮影したことでわかったひなたちの「行儀のよい食事風景」など知らなかったことがたくさんあり、大変勉強になりました。…冒頭いきなり宮沢賢治の「やまなし」が来ますが、自分なら正岡子規あたりを引用するなあ。2024/01/19
aloha0307
22
7年前の冬 鶴見川をジョギング 視界の端に見た鮮やかな一閃のライトブルー...全く思いがけず初めてカワセミに会えた感動が甦ります☺ 大きさはスズメと同じくらい(意外に小さくて👀) 三頭身で頭でっかちでユーモラスな風貌でしたよ☺ その美しさは古事記や源氏物語にも登場します✿2021/05/29
うなぎ
15
子供のカワセミ数羽を人間の手で育てる話が苦労がうかがわれる。普通の鳥みたいに虫を食べるのと違って、カワセミはお魚で、しかもちゃんと川で泳いでる魚じゃないと食べられないって大変だ💦2021/05/23
遠い日
13
カワセミ愛がぎゅっと詰まったカワセミ本です。撮り溜めた写真の中からきっと渾身のショットを選んだのでしょう。お腹も羽根のようすも、ホバリングや水中へのダイブ、果ては排泄の瞬間まで、見たことのない、見たとしてもこんなに詳細には絶対に見られない写真がありがたいです。美しい鳥だなぁとつくづく思い知らされました。近所の川に棲息しているのを家人が目撃しているので、機会があれば!と思っています。2021/07/07
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