内容説明
3分ボーッとするだけで脳の働きが良くなる!情報メタボ社会で脳をうまく休めるコツ、初公開。
目次
1 脳の疲労度診断(あなたの脳は疲れてませんか?その行動からチェック!;疲れている脳は、休ませないとダメ)
2 脳過労の症状例(ホテルの部屋番号が思い出せない;モノや人の名前が出てこない ほか)
3 脳が疲れるメカニズム(マクロ編;ミクロ編 ほか)
4 脳を休める実践法(職場編;家庭編 ほか)
5 幸せになるための脳(働き盛りの脳は、大きな曲がり角に来ている;脳の老化は、「つながる力」で防ぐことができる ほか)
著者等紹介
奥村歩[オクムラアユミ]
1961年長野県生まれ。おくむらメモリークリニック「もの忘れ外来」院長。1998年、岐阜大学大学院医学博士課程修了、医学博士。同年、アメリカ・ノースカロライナ神経科学研究所に留学。2015年、岐南町に「おくむらメモリークリニック」を開設。日本脳神経外科学会評議員。日本認知症学会認定専門医として、日に150人もの患者の診療に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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柊
6
ワーキングメモリーと熟考機能。片方が機能してるときは片方はフリーズする。一方だけの使用はダメ。2019/01/17
にゃあ
5
図書館本。自分に有用と思うところをピックアップして読むのにちょうどよかった。昼寝の効能、朝日を浴びること、敢えてぼーっとする…これらは既に取り入れて、お墨付きを得られた感。昔の音楽を聴くのもよくやるなぁ。そういえばお風呂に入っている時って、すっごく脳の活動が活発になってる気がするんだけど、これについての言及なくて残念。ちなみに私の脳はデフォルトモードネットワークだけ飛び抜けて優位な気がする。ワーキングメモリーの容量がとにかく少ないので熟考機能とともに鍛え直さねば!2020/09/12
織田秋葉
5
脳は鍛えるのではなく、適度に休めないと、パンクして物忘れがひどくなったりする、というお話。 マルチタスクよりものタスク。あれもこれもできてないって思うよりは、小っちゃいことでもできたことを大事にする。 何も考えずにボーっとする時間を持つべし。そして、随所で言われていることですが、スマホへの依存しすぎは脳にもよくない。 ストレスや悩みは大中小に分けて、たまにそれついて考える。でも自分ではどうしようもないことは考えない。 参考になるような、ならないような。とりあえず、できそうなことは取り入れるか。2018/05/28
こだま
3
スマホ・パソコンの見過ぎやマルチタスクは脳を疲れさせ、物忘れや注意力の低下につながるという内容。いつまでも若くい続けるためにも脳を労わって、ときどきぼーっとしていこうと思いました。2022/01/23
YUPA
3
ワーキングメモリーと熟考機能は同時にはたらかない。熟慮する余裕がないままにインプットが積み上がって仕事をこなしてばかりいるとワーキングメモリーの機能が低下していく。熟考ばかりだと日常生活が進まない。デフォルトモードネットワークは両方を統括する、メタ認知するような機能を持つということか。ワーキングメモリーに負荷をかけすぎるのは良くないのはわかる。デフォルトモードネットワークの話は理解しきれなかった。2020/01/19