内容説明
日本を代表する選手たちのサッカーIQを探求する。
目次
佐藤寿人&西川周作―進化し続ける広島流スタイルの魅力
遠藤保仁―天才のプレービジョン
宮間あや―なでしこプレーメーカーの知性と感性
高橋秀人―サッカーを探究するプロフェッサー
中村憲剛―見えている世界が変わる瞬間
柏木陽介―感覚派レフティの視界
レアンドロ・ドミンゲス―Jリーグの作法
遠藤康―アタッカーの狙い
栗原勇蔵―センターバックの練度
山口智―センターバックのゲームメイク術
駒野友一―サイドバックの思考回路
米本拓司―“ボールウィナー”の流儀
本田圭佑と香川真司―日本代表の核となる二つの個性
著者等紹介
西部謙司[ニシベケンジ]
1962年9月27日生まれ、東京都出身。学研『ストライカー』の編集記者を経て、2002年からフリーランスとして活動。1995年から1998年までパリに在住し、ヨーロッパサッカーを中心に取材。週刊サッカーマガジン、フットボリスタなどにコラムを執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホリエンテス
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現役選手のサッカー戦術話。この中で監督としても大成する者がいたら面白い。選手でもサッカー感は十人十色。よき監督、よき戦術家になるには何が必要かはわからないまま。2017/02/17
kame
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フォーメーション、守り方、攻め方、相手の駆け引きの仕方…などなど選手どうしでしか語り合わないほど深い戦術を選手が私達に話しかけてくれるような本。サッカーが相当好き、もしくはサッカーをしている人でないと、なかなか理解はしがたいとは思いますが、この2つに当てはまる人にとっては夢中になれる内容だと思います。特に印象的だったのは栗原選手と宮間選手についての記述。宮間選手の人間としての人柄の良さや感受性に惹かれましたし、気の強い栗原選手がこれまでどんな対応でここまで来たのかなどが凄く印象的でした。2014/01/10
Yuichi Saito
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☆☆☆2013/09/30
Yusaku Matsumoto
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ざっくり概要を書くと、現役のサッカー選手が何を考えてサッカーをしているか語る、みたいな本です。相当サッカー好きじゃないと読んでてつまんないと思います。個人的に印象的だったのは女子で唯一宮間あや選手のインタビューが収録されていて、宮間選手が「サッカーを観ていてよく泣く」というエピソード。サッカーを見るということだけで選手の何気ないプレイから常人よりも多くの情報を知ることができるから、そのプレイのすごさに感動するとか。こっちが泣きそうになる話だと思う。