内容説明
もっと野球がうまくなりたい。プロ野球選手になりたい。目標や夢に向かって、一生懸命練習に取り組んでいる道半ばで、ケガや故障によって、大好きだった野球を続けられなくなる人も多い。また、自分の思い描いたボールを投げられず、悩んでいる人もいるはずだ。これらの問題の多くは、その投球フォームにある。本書は現役時代に通算224勝を積み上げる礎となった、体に負担がかかりにくく、かつボールに力が伝わりやすい効率のいい工藤式投球フォームや、投球の悩みを解決するトレーニングなど、現役時代に実践してきた投球術を完全収録した。
目次
第1章 工藤式投球フォームをマスターしよう(工藤式投球フォーム―ノーワインドアップで投げる;工藤式投球フォーム―セットポジションで投げる ほか)
第2章 実戦に役立つ投球テクニック(投球テクニック1―キレのあるボールを投げる;投球テクニック2―ボールを長く持って、体の前でリリースする ほか)
第3章 工藤式カーブをマスターしよう(工藤式カーブの投球フォーム―ストレートと変わらないフォームで投げる;工藤式カーブの握り方―中指を縫い目にそってかける ほか)
第4章 ピッチングが上達するトレーニング(ピッチング上達トレーニング1―ゆっくりキャッチボールでフォームチェック;ピッチング上達トレーニング2―リリースポイントとボールを切る確認法 ほか)
第5章 ケガをしにくいカラダづくり体幹トレーニングとストレッチ(ストレッチ1―肩周りを伸ばす;ストレッチ2―股関節周りを伸ばす ほか)
著者等紹介
工藤公康[クドウキミヤス]
名古屋電気高校(現愛知工業大学名電高校)経て、82年に西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)へ入団。在籍13年間で8度の日本一に輝き、西武ライオンズのエースとして黄金時代を支えた。その後も福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)、読売ジャイアンツの日本一に貢献。2004年8月17日、対ヤクルト戦で通算200勝を達成した。2011年に現役引退。2012年より日刊スポーツ評論家、テレビ朝日系列『報道ステーション』の野球キャスターをはじめ、野球評論家、野球解説者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。