内容説明
北海道から沖縄、アジアの一部までを約十年かけて撮影した多くのポジの中から選びぬいたのがこの干物の風景。
目次
鵡川
知床半島
鰺ヶ沢
村上
寺泊
八丈島
館山
魚津
金沢
輪島〔ほか〕
著者等紹介
新野大[ニイノダイ]
1957年、東京生まれ、東海大学海洋学部水産学科卒業。79年新潟県瀬波水族館に就職。82年青森県営浅虫水族館開館準備のため転職。89年海融館開館準備のため大阪ウォーターフロント開発(株)に入社。05年10月から新しい水族館建設のため東京に在住。長期休暇を利用してアラスカ、カナダ、メキシコ、カリブ海、オーストラリア、東南アジアの島々など世界の海に潜り、魚だけではなく鯨類や鰭脚類など様々な生き物たちを撮り続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
12
絵本展で。 うーん、お腹空いてきたわ2019/11/16
けんとまん1007
7
干物。好きだ、美味しいしな。我家でも干物は、結構食べる。自然の力と、手間をかけることから生まれる、すばらしい食べ物だと思っている。干すということであれば、干し野菜やドライフルーツもそうなのだが、この干すという化学反応(?)は凄いなあ~と素直に思う。しかし、干物のある風景は、それぞれの土地の文化や風土が滲み出ているように思う。とれる魚も違うし、気候も違う。それにしても、まあ、考えてみれば当たり前なのだが、驚いたものもある。ウツボの干物がその筆頭だ。写真をみていたら、干物を食べたくなってしまった。2011/05/31
sawa
6
★★★★☆ 日本全国とアジア各国の「干物のある風景」の写真集。よく考えたら、たくさんの死骸というかなりグロイ風景なのに、綺麗に見えるのは整然とした並べ方のせいなのか、単に干物を見慣れているからなのか。韓国の黄色いテープでくくられた干物にはグロさを感じたのだが。桜エビの干物作りや穴子の干物など珍しいものがたくさん見れたのもよかった。干物食べたい。(立)2011/12/03
ふろんた2.0
5
干物の写真集。塩気のあるものなので読んでるとよだれがジュルジュル。マダコが宇宙人みたい。2014/08/11
Nabegory
4
圧巻の干物写真集。産地ごとに特有の水産物が一糸乱れず並んでいる姿は美しい。また、見ていて食べたくなる(笑)。海岸線に並ぶ風物詩、懐かしさをも感じさせる日本の風景といえる。2014/01/10