内容説明
念願の大学に入学を果たしたクォート。だが、授業開始早々共感術の師ヘンメに因縁をつけられ、教壇に立ち即興で授業を行う羽目になる。その結果―「無血のクォート」伝説の始まり、そして友や師との交流。秘術校の謎が少しずつ明かされてゆく。
著者等紹介
ロスファス,パトリック[ロスファス,パトリック][Rothfuss,Patrick]
1973年アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。ウィスコンシン大学在学時から地元紙向けコラムの執筆や、ラジオのコメディ番組の脚本を手がける。2002年、7年以上独力で書き続けた「無血のクォート」をめぐる物語が「未来の作家」コンテストで優勝し、「キングキラー・クロニクル三部作」として出版されるチャンスを掴んだ。その第一部『風の名前』はクィル賞、アマゾン・ドットコム「Best Books of 2007」など数多くの賞を受賞
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。大手調査会社に勤務のかたわら、小説、経済、ネット文化、コンピュータなど無節操なほどに広範な分野での翻訳および各種の雑文書きに手を染める
渡辺佐智江[ワタナベサチエ]
翻訳家
守岡桜[モリオカサクラ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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