出版社内容情報
カメラの基本的な構造や仕組み、光の性質、歴史的な側面にも注目し、現在のカメラの形になるまでにどのような物理学的知見が盛り込まれたのかを探っていきます。レンズはなぜ像を結ぶのか。光で形作られた像はどのようにして記録されるのか。シャッターやレンズの絞り機能、ピント合わせの原理はどのようになっているのか。カメラには光学、化学、機構学、電子工学、そしてデータ処理に関わるソフトウェア技術といった、多様な分野の要素が盛り込まれています。こうしたカメラの要素を物理学の観点から深掘りすることで、カメラに対する造詣がより深まる一冊です。
【目次】