出版社内容情報
2022年度の高校1年生より施行されている新学習指導要領に対応しました。「希ガス」が「貴ガス」になったり「熱化学方程式」が「エンタルピー」になるなどの変更があります。
「化学は暗記科目だからつまらない」と思い込んでいる人は少なくありません。しかし、さまざまな人生経験を経てから向き合う「化学」は学生の頃に出会った時とはまったく違った表情を見せてくれます。あんなに無味乾燥に感じられたものが、ものすごく意味を持ったものに見えてくるのです。化学が社会のあらゆるところで活躍し、身の周りのさまざまなことにも関わっていることを身をもって学んできたからこそ感じられる変化だと思います。化学は大人になってからのほうが面白い(?)。本書は高校で学ぶ化学を完全に網羅し、その基礎をしっかり学べる一冊です。
内容説明
基礎化学、理論化学、無機化学、有機化学、高分子化学を順番に。高校で学ぶ化学を網羅し、その基礎をしっかり学べる一冊。
目次
基礎化学(物質の基本粒子;化学結合;物質量と化学反応式)
理論化学(物質の状態変化;気体の性質;溶液の性質;化学反応と熱;反応の速さと平衡;酸と塩基;酸化還元反応)
無機化学(典型元素の性質;遷移元素の性質)
有機化学(脂肪族化合物;芳香族化合物)
高分子化学(天然高分子化合物;合成高分子化合物)
著者等紹介
竹田淳一郎[タケダジュンイチロウ]
1979年東京生まれ。慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、同大学大学院修了。早稲田大学高等学院教諭、気象予報士、環境計量士。普段は中学生・高校生を教えているが、実験教室では小学生、大学では教員志望の学生、オープンカレッジでは30代~80代の社会人と幅広い年代に理科を教えた経験があり、身近な教材を使って、実験中心の楽しい授業をすることを心がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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