出版社内容情報
地理は自然や世の中のしくみを明らかにする、とてもおもしろい分野です。地理を学ぶと、近所や旅行先で見る地形や日々の天気・気候の「なぜ?」を知ることができます。
本書では「液状化」「フェーン現象」「エルニーニョ現象」など、ニュースや天気予報でよく耳にするけれど、じつはよく理解していない用語や、意外と説明できない自然のしくみについて、写真・イラスト・マンガをふんだんに盛り込みながら、ウンとやさしくわかりやすく解説しました。高校レベルの自然地理の基礎知識をおおむねカバーしており、興味あるトピックから写真やイラストを眺めるだけでも、楽しく地形や気候の成り立ちや理由に触れることができるでしょう。自然のふしぎが「読んで」「見て」わかる地理の楽し気な入門書!
内容説明
自然のふしぎやギモンを解き明かす!地形や気候のしくみがわかる地理事典。写真・イラストでわかる!
目次
第1章 地形(地形を作る内からの力と外からの力―営力;世界はジグソーパズルのようになっている―プレートテクトニクス;南アメリカ大陸とアフリカ大陸は七夕状態!?―大陸移動説 ほか)
第2章 気候(標高が高くなるとお菓子の袋が膨らむのはなぜ?―気圧;大気を統べるシステム大気大循環―大気大循環;常に同じ方向に吹く偏西風とは?―偏西風 ほか)
第3章 環境(エルニーニョの意味は「神の子」―エルニーニョ;東京が南国よりも暑い理由―ヒートアイランド;北欧産のワインが飲める時代―温暖化 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なりぶぅ
4
地形・気候・環境の3章で構成されている自然地理の入門書。各ページの左に文章で見出しの内容を解説して、更に右はイラストで視覚化してくれているのでわかりやすくて読みやすい。地理が苦手、或いは興味ない人でも楽しんで読めると思います。親子でも楽しめるし一緒に環境問題を考えるきっかけにもなるかも。2025/01/27
yamabon
1
地形、気候、環境の3つの章に分けて全80のテーマについて絵や図を用いて紹介。この地球で生きていくために自然や環境の事をもっと知って大切にしていく、その入門によい一冊。2025/01/02
三浦正
1
7/25初版発行の新刊本(図書館)。 地球全体の視点にたって、実態・現象・課題等について 3章建て80題(地形32題 気候32題 環境16題)区分し、イラスト図を加え 非常に理解りやすい解説本でした。 アイスランドは北海道より温暖とか、死海は海面下400mとか 大変面白いテーマ解説であふれ 3時間程で読了しました。2024/09/08
siomin
0
わかりやすい地理の入門書。これだけ自然災害が多い昨今,いかに身を守るのかを知るために地理を学ぶのかなと思われ,その手の記述が多めでした。p.26のアイスランドの年間平均気温が-2~14度,北海道は-12~24度とあるけど,いくら北海道が寒くても年間平均気温が-12度になるところってあるのか?また,p.36に天明の大飢饉のときの老中は松平定信とあるが,そのときの定信はまだ白河藩主のはず?2024/10/18
入江・ろばーと
0
「~のです。~のです。」って二文も三文も続くと読みづらくて仕方ない。あと、浅間山噴火当時の老中は田沼意次です。正確に書いてくれ。2024/08/12