出版社内容情報
道ばたに生えているドクダミやクズ、オオバコ、ヨモギ……。
野山で見かけるホオノキやウド、アケビ……。
食べ物や化粧品などに使われているアロエやハトムギ、ウコン……。
これらは全部、薬用植物と呼ばれ、薬として用いられてきた植物です。
本書は、100種の薬用植物を取り上げ、さまざまな「おもしろいところ」「すごいところ」を紹介する一冊です。
「薬効や成分」「利用例」の話はもちろん、「どんなところに、どんな感じで生えているのか」「どんなところが観察ポイントか」といった「観察する際に役立つ知識」や「植物に対する理解が深まる知識」などを紹介するので、植物観察がさらにおもしろくなること間違いなし。
薬用植物という役に立つ植物を通して、植物に関するさまざまなことについて気軽に学べる、知的好奇心をくすぐる植物雑学集!
内容説明
意外と身近で、おもしろい薬用植物100の世界。道ばたに生えている、あの草も、野山で見かける、あの木も、日用品の原材料になっている、あの植物も。「薬効や成分」「利用例」の話はもちろん、「観察する際に役立つ知識」や「おもしろい生態」の話も。植物のことがもっと好きになる豆知識がいっぱい!
目次
1 身近な薬用植物(アカメガシワ;アマチャ;オオバコ ほか)
2 野山で見かける薬用植物(イカリソウ;ウスバサイシン;ウツボグサ ほか)
3 外国から来た薬用植物(アロエ;アンズ;イチョウ ほか)
著者等紹介
伊藤優[イトウユウ]
1981年、神奈川県出身。摂南大学薬学部講師。同附属薬用植物園を兼務。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)。多数の海外植物調査を経験しているほか、研究留学でカナダや中国、ニュージーランドなどに長期滞在。専門は、水生植物の系統進化と分類。現職に着任後は、薬用植物の分類にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
kaz