「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる

  • 齋藤 勝裕【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • ベレ出版(2022/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年05月02日 11時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860647094
  • NDC分類 491.5
  • Cコード C0047

出版社内容情報

毒が人の健康、命を奪うものである一方、薬は人を怪我や病気の苦しみから救ってくれるものです。しかし昔から「薬と毒は匙加減」というように、毒と薬の違いは簡単に言えば使用料の違いにあります。多くの医薬品は、少量を使うから薬になるのであり、大量に使えば副作用で人の命を奪うことになります。毒と薬は化学的な目で見れば、多くの場合、同じ化学物質と言えるのです。
本書では、植物、動物、鉱物等、多くの天然物に含まれる毒成分を明らかにし、毒物がどのような作用によって人の健康を害し、命を縮めるか、また、それが薬として利用されることはあるのか、あるとしたらどのような効用があるのかも解説していきます。

内容説明

「毒」は人類の歴史の中で無数の人の命を奪ってきました。しかし一方で、古くは矢毒で狩猟に使われたり、今では農業で欠かせないものともなっています。「薬」はこちらも人類の歴史の中で無数の人の病気や怪我を治癒してきました。しかし、使われ方を間違えたり大量に摂取したりすると、一転して人の健康を奪うものとなります。本書では、この一見相反する「毒と薬」がどのような関係にあるのかに注目しながら、毒と薬の科学を解説していきます。

目次

第1章 毒と薬はどう違うのか?
第2章 毒か薬か、それが問題だ!
第3章 毒は如何にして人を殺すのか?
第4章 植物・菌類のもつ毒性と薬性
第5章 動物のもつ毒性と薬性
第6章 化学物質のもつ毒性と薬性
第7章 麻薬・覚せい剤の毒性とはどのようなものか
第8章 天然物から生まれた医薬品
第9章 化学合成薬は人為的に作られた医薬品
第10章 ヒトを救う「未来の医薬品」の候補たち

著者等紹介

齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書は200冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomtom

19
毒と薬について盛りだくさん。面白いけど、詰め込みすぎで疲れる。2024/02/28

チャー

17
薬と毒の違いを解説した本。自然界に存在する植物や生物の持つ毒や、科学的に合成された薬など、図や写真でわかりやすく説明されており、最新のがん治療薬や感染症ワクチンについても記されている。薬も元を辿ると毒の研究からきている点など初めて知ることも多く、日常生活で目にする薬の開発の歴史など大変興味深く読んだ。知らない植物(特にキノコ類)には安易に手を出さないことが無難と感じた。薬の耐性を踏まえてここぞというときに使うという提言は納得。効果や効能を求めて闇雲に求める前に、それらについて適切に知っておくことも重要。2023/02/09

kitten

13
図書館本。一般向けの、毒と薬についての教養書。毒についての記載が多い。フグ毒、テトラドトキシン+トリカブト毒、アコニチンの組み合わせ?はミステリー小説でも見たことがあったけど、実際にあった可能性のある事件から、なんだ。これだけ化学が進歩した世の中でも、いまだに「何で効いているのかわからん」薬はある。構造式まで書かれていて、懐かしく読めたけど、一般の人にはどこまで理解できるのかな?サリンの構造式、昔は何も見ないで書けたなぁ、とか思い出した。2023/01/23

hitomi

7
毒と薬について丁寧に説明されていて、知らないことがたくさんあって面白かったです。1986年の日本で起きた毒殺事件の話はびっくりしました。他にもいろんなエピソードがあって楽しく読めます。先日、科博で開催中の「毒展」に行ったところ、大混雑で展示をゆっくり見ることができず消化不良だったので、この本を読むことで知識を補うことができました。装丁がちょっと地味なのがもったいないです。2022/12/22

むさみか

6
簡素で読みやすい説明で 毒と薬が匙加減であることを 改めて認識させてくれる本 毒対毒で 時間差の殺人が 可能だったか など 小話も面白いです 麻酔がいまだ何で効くか分かってない というのが衝撃でした2023/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20195304
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。