出版社内容情報
みなさんのご近所にもある、公園や緑道、街路樹、植え込み、花壇など。そんな小さな緑にも、たくさんの虫たちが集まります。植物を食べる虫、その虫を食べにくる虫、植物に卵を産む虫、植物を家にする虫など、植物はまさに、虫たちのワンダーランドです。
本書はまるで、著者と並んで歩きながら、虫さがしをしているかのように感じる一冊。さあ、一緒に葉っぱをめくって、虫たちの世界を覗いてみましょう。
キラキラした虫、もふもふした虫、レース編みのような虫、うさ耳をもった芋虫など……。「こんなところに、こんな虫がいたんだ!」と叫ぶこと間違いなし。ぜひ、ご近所で生物多様性を感じてください。
内容説明
街なかの植物に集まる、キラキラした虫、モフモフした虫、レース編みのような虫、うさ耳をもった虫…近所の公園や街路樹、花壇で見られる植物99種と虫255種を写真つきで紹介。お互いを利用する植物と虫との暮らしがわかります。
目次
春 花と若葉で探す春の葉めくり虫(春一番のタデ食う虫たち;春の花とモフモフ虫 ほか)
夏 ハイシーズン!夏の葉めくり虫(身近なアジサイで虫探し;ミズキで育児をする母カメムシ ほか)
秋 色づく果実と秋の葉めくり虫(クズは緑の虫アパート;夏の終わりの花と青いハチ ほか)
冬 じつは本番!冬越しの葉めくり虫(アオキの葉めくりで虫探し;ヤツデの葉めくりと花の虫 ほか)
変 変わり続ける虫と植物(美しいけれど…アカボシゴマダラ;今年観た虫No.1・キマダラカメムシ ほか)
著者等紹介
とよさきかんじ[トヨサキカンジ]
1975年、埼玉県生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒。「日本野虫の会」という屋号で、嫌われがちな虫の魅力を紹介しながら、生物多様性の魅力につなげる活動をしています。テーマは「虫と和解せよ」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。