内容説明
身のまわりにあふれるデータを“意味のあるもの”にするために、統計学を基礎から学ぶ。「伝統的統計学」とも呼ばれるようになった「推測統計学」に始まり近年主流となっている「ベイズ統計学」、何種類ものデータを同時に分析する「多変量解析」を丁寧に解説。
目次
プロローグ 統計学を学ぶ前に
記述統計学(統計学の基礎知識)
伝統的統計学(伝統的統計学のための確率;統計的推定―一を聞いて十を知る;統計的検定―仮説が正しいかどうかを判断する)
ベイズ統計学(ベイズの確率論―経験をもとに判断する;ベイズ統計学―ベイズの定理を唯一のよりどころにする;ベイズ統計学と推定、検定)
多変量解析(相関分析―二つの変量の関係を探る;回帰分析―一つまたは複数の変量から他の変量を予測;数量化理論―質的データを分析する)
著者等紹介
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
1950年、東京生まれ。東京教育大学(現、筑波大学)理学部数学科を卒業後、教職に就く。現在はコンピュータを活用した教育法や統計学の研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
12
涌井先生の高校生からわかる解析シリーズも4冊目です。統計理論の数学的な証明よりは統計解析の使い方に力点があります。ベイズ統計に多くの頁が割かれているところはこの手の入門書としては異例でしょうか。多重解析にももう少し触れてもらいたいところではあります。2022/08/21
Go Extreme
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統計学を学ぶ前に 記述統計学: 統計学の基礎知識 伝統的統計学: 伝統的統計学のための確率 統計的推定―一を聞いて十を知る 統計的検定―仮説が正しいかどうかを判断する ベイズ統計学: ベイズの確率論―経験をもとに判断する ベイズ統計学―ベイズの定理を唯一のよりどころにする ベイズ統計学と推定、検定 多変量解析: 相関分析―二つの変量の関係を探る 回帰分析―一つまたは複数の変量から他の変量を予測 数量化理論―質的データを分析する2022/07/11