出版社内容情報
地理;地図;旅;旅行;街歩き;まち歩き;散歩;マニュアル;ガイド;地形;暗渠;スリバチ;観光;マップ;ブラタモリ;自然;休日;おとな;読書;日本縦断;趣味;エクスカーション;図書館;紀行;東京;23区;坂;道;巡検;フィールドワーク;
内容説明
地理やまち歩きに関心があるけれど、どんな風に楽しんだらよいかわからない!という方のための実践マニュアル。豊富な実例を交えて様々な楽しみ方を紹介します。
目次
第1章 地理は「趣味」です
第2章 地理のある旅
第3章 地理の旅 実践編
第4章 地理のちょっと違った楽しみ方
第5章 地理の仲間を作る
第6章 人生を豊かにする地理生活
著者等紹介
作田龍昭[サクタタツアキ]
1952年生まれ、兵庫県出身。大学卒業後、大手エネルギー会社に勤め、定年後は人事コンサルティング事業を営む。高校のクラブ活動をきっかけに地理の魅力に取りつかれ、それ以来独学を重ね、地理を「趣味」としてまち歩きに没頭する。日本中を歩き回り、徒歩による日本横断も3回達成した。1996年、地理好き社会人のクラブ「地理の会」(登録メンバー約100名)を設立し、代表を務めた。現在は、地域ボランティアガイドとして、地元を学び直す活動や新しいまち歩きスタイルの研究、地理をより身近にする活動支援などに携わっている。日本地理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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うののささら
86
子供の頃から地図を見るのが好きで町の名前など覚えるのも好きだった。大学のころ地理学科の知り合いがフィールドワークとしょうして旅行してたのがうらやましかった。まだ駅前の商店街の繁盛し個人の店が多かったころは旅行も楽しかったな。再開発という名のもと駅前はチェーン店で個性がなく、観光地の街づくりも無能な役人のマニュアルにより小綺麗なだけ。ただ裏へ裏へと歩いていくと思わぬノスタルジーにであえる。2021/07/31
Yutaka Matsuzawa
14
地理の授業が好きだった。今は歩くのが好き。私のことだが、そんな人が読むと楽しめ、テーマを決めて歩き回るとより楽しめると教えてくれる本。実際やってみたが、自宅から半径1kmを往復するだけでも色々と発見や疑問が出てくる。東西南北があるので最低4つのバリエーションができ、その比較が楽しい。あとやってみたのが図書館巡り。自治体ごとのこだわりや、凝った建物があったりで今ハマっている。23区の郷土資料館巡りもやってみたいな。色んな地理的アプローチのヒントをくれ、地理のアウトリーチとしていい本だった。◎2021/09/12
くみ
10
Googleマップを開かなくてもなんとなく旅先で歩けそうな旅好きの方。恐らく地理好きの方と知り合い。 方向オンチ、あまり行動範囲が広くない自分なので、 そんな方の頭の中を知りたい!と手にした本。今年の当たり本かな、と期間を延長して本を借りました。 五條市図書館で発見。 あえてタクシーを利用して、その土地を知る方法もしかり。長距離を分けて歩くことを繰り返して達成する方法。 近所を歩きたくなりました☺️ 歩くきっかけにも。コロナ禍、アフターコロナ後にも。近くや旅先を知る、行動するきっかけに。お勧め。2023/06/03
竜玄葉潤
4
先日、息子に「あんたの旅行には誰も付き合わないよ!」って言われたが、意外と同行の人はいるかもと思わせてくれた本。2021/11/16
siomin
3
「地理を学ぶ」にはどのような方法があるのかを示した一冊。作者はアカデミズム畑の人ではなく,サラリーマンを経験しているため,仕事をしながら地理を楽しむ術も伝えているのは,勤め人である私にも役立ちます。別に長い休みがなくても,そこまで遠出しなくても,少しずつの積み重ねで地理の面白さを味わえるのは,非常に参考になります。2021/09/29