昆虫学者の目のツケドコロ―身近な虫を深く楽しむ

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昆虫学者の目のツケドコロ―身近な虫を深く楽しむ

  • 井手 竜也【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • ベレ出版(2021/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860646578
  • NDC分類 486.04
  • Cコード C0045

出版社内容情報

昆虫学者が植物の前に突っ立っている――。
昆虫学者が目の前にいる昆虫ではなく、なにか別の存在に思いを馳せている――。
昆虫学者が顕微鏡やカメラをうれしそうに覗き込んでいる――。

昆虫の研究者は、昆虫を見てどんなことを考えているのか?
研究対象に没頭するその目には、そこにいる虫だけではない、いろいろなものが映っている。誰もが知っている身近な昆虫をとおして見えてくる、虫たちのおもしろくて奥深い世界を紹介。
気づいたときには、あなたも昆虫学者になっているはず!

昆虫が気になるすべての方に送る、世界が広がる一冊。

内容説明

アゲハチョウやモンシロチョウ、トンボ、セミ、バッタ、カブトムシといった、誰もが目にしたことのあるような身近な昆虫にだって、おもしろいことがたくさん眠っている。だからこの本は、そんな身近な昆虫たちに、昆虫の世界への案内役をお願いした。一匹の気になる昆虫との出会いは、ときに世界の見え方さえ変えてしまう。

目次

第1章 昆虫学者、植物を見る(植物のソムリエ アゲハチョウ;宴のあと テントウムシ;頼れる隣人 アリ;森の芸術家 セミ)
第2章 昆虫学者、虫の先に虫を見る(虫の中の虫 モンシロチョウ;あやつり人形 スズメバチ;便利な乗り物 カミキリムシ)
第3章 昆虫学者、ミクロの目で見る(価値ある体毛 ミツバチ;無駄のない足 カマキリ;大きなメガネ トンボ;小さくて巨大 ノミ)
第4章 昆虫学者、人を見て虫を見る(外から来たもの カ;食うか学ぶか バッタ;昆虫採集の林から カブトムシ)

著者等紹介

井手竜也[イデタツヤ]
1986年、長崎市出身。国立科学博物館動物研究部陸生無脊椎動物研究グループ研究員。博士(理学、九州大学)。日本学術振興会特別研究員、森林総合研究所特別研究員などを経て、2017年より現職。専門はタマバチ科の生態や分類など。2018年の特別展「昆虫」では監修者のひとりとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

17
昆虫関連本は、私の楽しみの一つ。この本によると、アリさんは世界に1万種以上。個体数、10,000,000,000,000,000頭(1京)という推定。重量は、地球に生きる動物の15%とか。なんとまあ、とんでもない数字。ついでにハチさん。世界で15万種。半数以上は寄生バチ。彼らは昆虫やクモに卵を産み付け、幼虫は体の中を食べて育つ。例えば、モンシロチョウになるアオムシから数十匹のウジが現われ、アオムシサムライコマユバチという3ミリほどのハチが飛び出てくることも。恐ろしい世界が、そこらあたりにあるのでした。2021/07/07

俊介

15
蝶々に蟻、てんとう虫など、身近な昆虫たちの生態集。カラー写真豊富。スタンダードな昆虫本ではあるが、本書は観察対象に昆虫だけではなく昆虫学者まで含めます笑。そこはまぁ著者自身が昆虫学者なので、軽い自虐ネタなのだけど。確かに小さな虫相手に真剣になってる姿はどこかコミカルに写るのだけど、例えば素粒子を研究対象にしてるようなものと、科学研究という意味では本来なんら変わりないのにねぇ。2021/09/23

yamakujira

8
「昆虫学者、植物を見る」で昆虫の食性から奇妙な虫こぶへ、「昆虫学者、虫の先に虫を見る」では寄生蜂や体内養生菌を、「昆虫学者、ミクロの目で見る」は昆虫の毛や脚や眼の驚異的な構造を、「昆虫学者、人を見て虫を見る」は昆虫の有効活用や生物模倣について教えてくれる。昆虫学者の奇矯な生態をまじえた軽妙な文章は楽しく、豊富なカラー写真とイラストが文章の理解を助けるし、なにより昆虫の生態だけでなく徐々に昆虫との共生を納得できるような構成もいいね。「目のツケドコロ」シリーズは入門書としておすすめだな。 (★★★☆☆)2021/11/28

ぽけっとももんが

8
そういえばわたし、昆虫苦手なんでした。豊富なカラー写真が、やっぱり無理で飛ばした頁もあり。大半は興味深く、写真にはピントを当てずに読んだけれども。ダニは昆虫ではなく、蜘蛛や蠍の仲間だそうですよ。だからといって好感度は1ミリも上がりませんが、でも知らなかったことを知るのは嬉しいし、昆虫学者の昆虫愛は十分伝わりました。しかし「法医昆虫学捜査官」シリーズは文字だけだから耐えられるのだとよくわかった。2021/08/09

南チョ

5
昆虫学者が、昆虫の興味深い生態を解説している。カラー写真が豊富で、説明内容も専門的になりすぎないため、読みやすかった。2024/01/14

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