「ニュートリノと重力波」のことが一冊でまるごとわかる

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「ニュートリノと重力波」のことが一冊でまるごとわかる

  • 郡 和範【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ベレ出版(2021/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860646493
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C0042

出版社内容情報

宇宙の観測は、可視光を使用してきた時代から、赤外線やX線などの電磁波を使用したものに発展し、マイクロ波により、宇宙誕生から38万年後の「火の玉宇宙」の姿を捉えるに至りました。ではその前の宇宙の姿はどうだったのでしょうか?それを観測することを可能にするのが「ニュートリノ」であり、さらに「重力波」です。
ニュートリノにより、「火の玉宇宙」のさらに奥までを見ることができ、重力波により、宇宙誕生時の姿を見ようとする段階にきています。
この2つの大きなキーワードについて、宇宙に興味のある人なら誰もが理解できるよう一つ一つ丁寧に解説していきます。

内容説明

マイクロ波により捉えられた宇宙誕生から38万年後の「火の玉宇宙」。その火の玉の奥、さらに誕生時の宇宙の姿を探るキーとなるニュートリノと重力波とはどのようなものなのか。

目次

第1章 人はどのようにして宇宙を見ているのか?
第2章 ニュートリノと重力波が「宇宙の謎」を解き明かす
第3章 幽霊粒子「ニュートリノ」の正体
第4章 ニュートリノ天文学で、宇宙の「ダーク世界」を読み解く
第5章 なぜ、「ニュートリノ振動」が画期的なのか?
第6章 ニュートリノが「新しい素粒子物理学」を拓く
第7章 重力波をどのようにして捉えるのか?
第8章 重力波、ついに直接観測で発見!
第9章 見えなかった宇宙をこじあける「重力波天文学」

著者等紹介

郡和範[コオリカズノリ]
1970年兵庫県加古川市に生まれる。現在、高エネルギー加速器研究機構(KEK)准教授、総合研究大学院大学と東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構を兼任。2000年東京大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。2004年米ハーバード大学博士研究員、2006年英ランカスター大学研究助手、2009年東北大学助教、2017年英オックスフォード大学招聘准教授などを経て現職に至る。この間、京都大学、東京大学、大阪大学の博士研究員に従事。主な研究内容は宇宙論・宇宙物理学の理論研究(キーワード:ビッグバン元素合成、ダークマター、初期宇宙のインフレーション、ブラックホール、重力波、宇宙初期の量子ゆらぎ、宇宙マイクロ波背景放射、21cm線放射、ニュートリノ、ガンマ線/X線、宇宙線、ダークエネルギー、バリオン数生成、など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinano

11
紙数制限は出版社からの依頼ものには必須なのはわかるが、本書に関してはぼくは納得も了承もし難い。特に、第6章からは随分と『結果ありきからの若干説明』に構成が変わってしまった感があり、内容もこの分野の大学生が基礎復習からの専門用語確認的な傾向な気がする。書名にある『一冊でまるごとわかる』からは、いったいどういう読者層を想定したのか?と。良くないね、これは。第6章からは読み手がもっと最新(執筆年での素粒子物理・天体物理)の知識(一般向けより上級)の必要なことが多い。説明の割愛度合いに『可』の評価だなあ。2024/12/12

toshi

10
ベレ出版は ニュートリノと重力波の解説 台風についてわかっていることといないこと 「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる に次いで4冊目。 相対性理論や量子力学は学校で教わったけれど、ニュートリノとか重力波は習ってなくて、なにか話題になったときにちょっと調べたりしたくらいだったので、この本でちゃんと勉強しようと思って手に取った。 最新のトピックスのような話題は別にして、ほとんどは何となく知ってたことだけど、この本を読んでもやっぱり何となくわかっただけ(笑)。 もう理解力が無くなってきてるのかなぁ。。2021/03/01

黒豆

6
キーワードである「ニュートリノ」と「重力波」が気になり読む。入門書的な記載方法(アンダーラインを引く、文字の色を変える)で最新の情報(2020年)を記載されており難解だが読み切った。理解できたわけではない。私の頭ではタイトルのように、一冊でまるごとわかる、わけではなかった。それでも同様な本を繰り返し読むんだろうな!との予感。2021/04/22

竜玄葉潤

1
ニュートリノの少しづつ分かってきているのか、まだまだ、さっぱり分からないのか、よくわからん。2022/12/11

Nat Hat

1
人間は凄い。138億年前に宇宙のどこかで起こった現象とか、すべての物質の最小構成要素を頭の中で論理的に組み立てることができるし、それを検証することができる。この地球でリンゴが落ちるところからスタートして、「なぜ?」っていう知的追求欲がどこまでも真理を解明してるんだと思う。人間の能力って限界がないんだ。 一方で、宇宙を知るための観測施設って神岡の山とか、南極の氷の中とか地球が作り出した自然を使わないと作り出せないっていうのは人間の力の限界を表してるみたいでその両端が知れて面白い。2021/04/29

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