世界史劇場天才ビスマルクの策謀

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世界史劇場天才ビスマルクの策謀

  • 神野 正史【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ベレ出版(2020/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860646226
  • NDC分類 230.6
  • Cコード C0022

出版社内容情報

いまから130年前、ドイツ帝国のひとりの政治家が失脚しました。その政治家の名は、「オットー・フォン・ビスマルク」。ビスマルクは、「鉄血宰相」の異名をとった天才政治家です。プロイセン王国の首相・外相を務め、ドイツに統一国家をもたらし、ヨーロッパの外交を巧みに操って勢力均衡の安全保障体制を構築しました。しかし、ヴィルヘルム2世が即位すると、ビスマルクは辞任に追い込まれます。結果、ヨーロッパの均衡は崩れ、24年後には史上初の世界大戦が勃発してしまいます。本書ではイラストと臨場感あふれる解説で、ヨーロッパ近現代史を学ぶうえでとても重要な「ビスマルク体制期」とその崩壊の過程を描きます。

目次

第1章 ビスマルク登場
 第1幕 シェーンハウゼンの暴れん坊
 第2幕 「天下統一は、鉄と血によって」
 第3幕 “四面楚歌”の突破口
 第4幕 “一石四鳥”の離れ業
 第5幕 「親友」の囁き
 第6幕 砲声に赴け!
 第7幕 底知れぬ遠謀深慮


第2章 ビスマルクの独擅場
 第1幕 新たなる国際秩序にひそむ敵意
 第2幕 “絶妙な”情報漏洩
 第3幕 すべてはビスマルクの掌の上に
 第4幕 マリオネットの負け惜しみ
 第5幕 栄光と屈辱のヴェルサイユ
 第6幕 パリ=コミューンの誕生


第3章 ビスマルクの内政
 第1幕 帝国の“2つの顔”
 第2幕 ビスマルクvs南独諸邦
 第3幕 社会主義者を叩くべし!
 第4幕 元祖“アメとムチ”政策


第4章 ビスマルク外交
 第1幕 フランスの孤立
 第2幕 “誠実なる仲介人”の躓き
 第3幕 思いがけぬ復活
 第4幕 ビスマルク体制の完成
 第5幕 老いた水先案内人


最終章 ビスマルク失脚後
 第1幕 ビスマルク体制の崩壊
 第2幕 ビスマルク亡き後の野望
 第3幕 際限なき建艦競争
 第4幕 忍び寄る災い
 第5幕 悪夢の対独包囲網
 第6幕 信頼関係の綻びの末に
 第7幕 蝕まれる帝国
 最終幕 世界大戦への導火線

内容説明

臨場感溢れる解説で、楽しみながら歴史を“体感”できる。鉄血宰相はいかにしてヨーロッパの国際関係を操ったのか。

目次

第1章 ビスマルク登場(シェーンハウゼンの暴れん坊―ビスマルクの生い立ち;「天下統一は、鉄と血によって」―鉄血宰相の誕生 ほか)
第2章 ビスマルクの独壇場(新たなる国際秩序にひそむ敵意―プラハ平和条約後の欧州情勢;“絶妙な”情報漏洩―普仏戦争の口実 ほか)
第3章 ビスマルクの内政(帝国の“2つの顔”―ドイツ帝国憲法;ビスマルクvs南独諸邦―文化闘争 ほか)
第4章 ビスマルク外交(フランスの孤立―第1次三帝同盟の成立;“誠実なる仲買人”の躓き―第1次三帝同盟の崩壊 ほか)
最終章 ビスマルク失脚後(ビスマルク体制の崩壊―露仏同盟の成立;ビスマルク亡き後の野望―3B政策と3C政策 ほか)

著者等紹介

神野正史[ジンノマサフミ]
河合塾世界史講師。世界史ドットコム主宰。ネットゼミ世界史編集顧問。ブロードバンド予備校世界史講師。1965年、名古屋生まれ。剛柔流空手初段、日本拳法弐段。立命館大学文学部史学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

12
ビスマルク体制の成立から崩壊に至る過程が分かり易い。特に露土戦争~バルカン戦争~第一次世界大戦の流れが分かり易かった。266頁。英露協商。カージャール朝は3分割して、ロシアの勢力範囲、中立、イギリスの勢力範囲として痛み分け、チベットは中立でお互いに手を出さないことを約束し合ったから、一見すると対等な関係に見える。しかし事実は違う。表面上対等に見えるのはロシアにメンツを立たせるためにそう装ったにすぎず、その実態はロシアにとっては「南下政策の完全放棄」、イギリスにとっては「インド防衛体制の完成」を意味した。2022/06/25

CHRONO

4
同シリーズの「ナチスはこうして政権を奪取した」に続いて2冊目。良書です。プロイセンがドイツ統一を果たし、ビスマルク退陣により崩壊していくまで。ビスマルクを嫌いながらもその才能を高く評価して仕事を任せる皇帝ヴィルヘルム1世と、ビスマルクの均した世界を武力でまとめ上げる将軍モルトケの関係は、小説があれば読んでみたいところ。当時の帝国、植民地主義のヨーロッパからイスラム、アフリカ、アジアにいたるまでの複雑怪奇なパワーバランスが、ほんの少しわかった気になれる丁寧な解説書。次は1次大戦にするか、日清日露にするか。2021/05/26

kinkswho

4
ドイツ(第二帝国)統一までの何重にも策を講じるビスマルクの才能は抜きん出ている。エムス電報事件の内幕は文書を省略しただけなので改竄にあたらないという事と認識した。しかし、統一後の内政では保守(カソリック教会)と革新(社会主義者)の板挟みになるのは外交の立ち回りのうまさと対照的である。内政に強い閣僚を見いだせなかった事が体制崩壊の一員かもしれない。2021/01/04

nks

3
ビスマルクがいかに優れた戦略家であったかよくわかる。本の中の説明はわかりやすいと思うし著者が学習塾の人気講師だという理由もなんとなくわかる。ただ、著者の意見・解釈が多く含まれていて、起きたことをまず知りたいと思う人にとってはノイズが多いようにも思われる。2021/02/20

Yanabod

3
神野先生の最新刊。今までの歴史本ではなかなか取り上げられていないビスマルクを取り上げ、一人の才能によって作り上げられた均衡した体制と凡人によって崩壊していく流れをわかりやすく説明してくれています。第一次世界大戦の遠因にビスマルク体制の崩壊があることは初めて知ったので勉強になりました。このシリーズは外れがないのがうれしいです。2020/08/30

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