人間の営みがわかる地理学入門―「なぜ」がわかる地理学講義

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人間の営みがわかる地理学入門―「なぜ」がわかる地理学講義

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860644673
  • NDC分類 290.1
  • Cコード C0025

出版社内容情報

農業・人種・民族・言語・宗教・都市・人口などについて、豊富な写真・図版や著者の体験とともに具体的に解説した人文地理学入門。

地理学は地表に存在するあらゆるものごとの成り立ちを明らかにするとても身近な学問です。「バナナはなぜ安いのか」「村はどのようにできるのか」など、本書では人々の営みに関わる農作物と農業・人種・民族・言語・宗教・村落と都市・人口・環境問題について、豊富な写真や図版とともに具体的に解説。著者自身が体験したエピソードもふんだんに盛り込まれた、私たちが生きる世界のリアルな姿が見えてくる人文地理学の入門書です。

1 農作物と農業
 1-1 農作物
 1-2 世界の農業
2 人種・民族・言語・宗教
 2-1 人種
 2-2 民族・言語
 2-3 宗教
3 村落と都市
 3-1 村落
 3-2 都市
4 人口
5 環境問題

【著者紹介】
京都大学大学院文学研究科地理学専修・教授。理学博士。1958年名古屋生まれ。名古屋大学文学部史学科地理学専攻卒業、北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻修士課程修了、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。1996年より京都大学大学院人間・環境学研究科アフリカ地域研究専攻助教授、1998年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻助教授。専門は自然地理学(植生地理学)だが、近年は人文地理学や人類学的調査も行っている。おもな調査地域はケニア山、キリマンジャロ、ナミブ砂漠、アンデス、インド・ヒマラヤ地域であり、調査・研究で訪れた国は50カ国にのぼる。著書に『高山植物と「お花畑」の科学』(古今書院1999年)『ひとりぼっちの海外調査』(文芸社2005年)『神秘の大地、アルナチャル-アッサム・ヒマラヤの自然とチベット人の社会』(昭和堂2012年、2014年度日本地理学会賞受賞)編著に『植生環境学-植物の生育環境の謎を解く-』(古今書院2001年)『アフリカ自然学』(古今書院 2005年)『アンデス自然学』(古今書院 2016年)など。

内容説明

バナナはなぜ安いのか?世界50カ国以上を訪れた著者がエピソードを交えて解説!世界の人々の生活文化を解き明かすおもしろさが満載!

目次

1 農作物と農業(農作物と原産地―農作物と原産地の関係はいかに?;天然ゴム―第二次世界大戦で日本軍が天然ゴムの生育地を押さえるのに躍起になったのはなぜか? ほか)
2 人種・民族・言語・宗教(人種―人種差別ほどいやなものはない;民族の分類―民族は何を基準に区分されるのか? ほか)
3 村落と都市(村落の立地―村はどのようにできていくのか?;都市の成立と発達―ヨーロッパ式の街並みがアフリカや南米では交通渋滞を引き起こしている? ほか)
4 人口(人口分布と変化―発展途上国ではなぜ子供が多いのか?;難民問題―日本はなぜ難民を受け入れないのか? ほか)
5 環境問題(地球温暖化―温暖化が難民を生み出す?;オゾン層の破壊―人を守るオゾン層 ほか)

著者等紹介

水野一晴[ミズノカズハル]
京都大学大学院文学研究科地理学専修・教授。理学博士。1958年名古屋生まれ。名古屋大学文学部史学科地理学専攻卒業、北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻修士課程修了、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。国士舘大学、茨城大学、日本大学、横浜国立大学等の非常勤講師を経て、1996年より京都大学大学院人間・環境学研究科助教授、1998年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授。大学非常勤講師時代には、河合塾予備校大学受験科非常勤講師も務め、駒場校、横浜校、大宮校、名古屋校、仙台文理校(現仙台校)等の教壇に立ち、河合塾の地理科初のサテライト授業(全国に配信される衛星生中継授業)の講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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もえたく

16
河合塾の地理科初のサテライト授業講師を務めたこともあるだけあって、自身が世界中を飛び回った体験を交えた農作物と農業などの話は面白すぎる。欧州列強によって原産地から、その農作物が適する気候の植民地に移植され、そこから同じ気候の周辺国に伝播していった様子がよく分かる。学生の時にこんな講師に出会えてたら良かった。2022/06/16

クサバナリスト

7
高校時代、地理は嫌いだったが、本書のように歴史や理科学的な説明があると、面白く感じられるなと思った。著者の前作の地理の本も読もうと思う。2016/06/10

たか

6
世界地理メインの内容。日本地理は2割くらいです。2016/06/29

かりんとー

4
(紀伊国屋書店)地理学の入門書。気候と植物の関係、地球に暮らす人々…。興味深い。2020/03/16

Rusty

4
分かりやすく面白い。著者のメインフィールドの一つがケニアやナミビアであるため、宗教、民族、都市などの分野で中々採り上げられないアフリカの事例が多いのも好ましい。2016/08/23

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