Beret science<br> 新 単位がわかると物理がわかる―SI単位系の成り立ちから自然単位系まで

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

Beret science
新 単位がわかると物理がわかる―SI単位系の成り立ちから自然単位系まで

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 21時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860644192
  • NDC分類 420
  • Cコード C0042

出版社内容情報

単位の中には「量」の性質を決めている法則の内容が凝縮されている。その歴史と仕組みを知ることで、「物理の世界」が見えてくる。

2002年に出版され、好評を博した企画のリニューアルです。「単位」の意味を考えることによって、複雑に見える物理の原理がスッキリと理解できるようになります。単位の中には、「量」の性質を決めている法則の内容が凝縮されているのです。今作では新たに視覚や聴覚に関する単位の章が設けられ、放射線の測定に使われる単位などの内容も加わりました。そして、国際度量衡総会で検討される、「キログラムの再定義」という話題にも詳しく言及していきます。

第1章  単位の役割
第2章  長さ、時間、質量の単位の歴史
第3章  力と質量の単位
第4章  圧力の単位
第5章  エネルギーと仕事 単位ジュール(J)の話
第6章  単位だけでここまでわかる
第7章  視覚や聴覚の関係する単位
第8章  温度と熱 単位ケルビン(K)とジュール(J)の話
第9章  電気関係の単位群
第10章  プランク定数と新キログラム
第11章  自然単位系
付録の章 放射線関係の単位

【著者紹介】
1949年生まれ。東京大学理学系大学院卒。東京大学総合文化研究科専任講師。専門は素粒子論、量子論、科学論。主な著書に『物理論議のききどころ(全6巻)』(岩波書店)、『現代物理の世界がわかる』(ベレ出版)などがある。

内容説明

科学や技術の進歩により、単位の決め方も変わってきました。質量の単位も「キログラム原器」という時代遅れとも思える人工物による基準から、現代科学の最前線の知識を使った基準に変わろうとしています。これにはプランク定数という、量子力学で登場する基本定数を使います。本書では、そもそもプランク定数とは何か、そして、キログラムはどのように再定義されていくのか等について、量子力学誕生の経緯も含めて易しく解説していきます。

目次

単位の役割
長さ、時間、質量の単位の歴史
力と質量の単位
圧力の単位
エネルギーと仕事―単位ジュール(J)の話
単位だけでここまでわかる
視覚や聴覚に関係する単位
温度と熱―単位ケルビン(K)とジュール(J)の話
電気関係の単位群
プランク定数と新キログラム
自然単位系
放射線関係の単位

著者等紹介

和田純夫[ワダスミオ]
1949年生まれ。東京大学理学系大学院卒。現在、東京大学総合文化研究科専任講師。専門は素粒子論、量子論、科学論

大上雅史[オオガミマサシ]
1967年生まれ。東京大学理学系大学院卒。現在、特許事務所勤務。専門は重力理論、量子論

根本和昭[ネモトカズアキ]
1955年生まれ。東京理科大学理学部応用物理学科卒。現在、茨城県立佐和高等学校教諭。「量」を重視した物理教育を実践。平成24年度日本理化学協会賞(物理部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まえぞう

10
再読しました。こちらは物理法則との関係で単位が説明されていて、なるほどなるほどと感心させられます。単位の次元が分かれば物理法則を想像できる話しは、高校生の時に活用させてもらっていました。懐かしいです。2021/01/27

アドソ

4
物理ってやっぱり単位(が肝)だよな~と常々思ってたので、タイトルにつられ買い。期待を裏切られることはなかったが、主な読者層は理系だろうからわざわざ(速さ)=(距離)÷(時間)的な表記ってどうなんだろう?少し読みにくかった。さすが新版らしく、2018年をめどに大改訂される単位の標準の変更やその理由などがわかりやすく書かれている。時事を反映して放射能に関する単位の解説もあり(何度読んでも難しいのだが、なぜ難しいのかという理由自体はよくわかるように書いてある)。2015/01/29

氷柱

3
693作目。4月16日から。序盤は優しいが中盤から一気にその難易度が上がってくる。ネタバレにはなるが、全ての単位が一本化できるのではないかという締めくくりになる。それに伴い全貌ではないものの、その過程が広域に渡って提示されるので、どうしても複雑な数式が羅列される形となるのがこの作品の大筋だ。各単位の成立から進歩までが深く広く述べられるので非常に興味深い一作となっている。2021/04/18

ハンギ

2
学校教育において、1993年から単位の教え方が変わったそうで、80年生まれの僕は単位そのものも計算できるという考えにびっくりです。まだkg重の世界でした。SI単位系の事を知りたいなら良い本です。Sの2乗の意味が分からなかったけど、一秒当たりの加速度を意味しているんだと納得しました。後半になり、放射線関係の単位が出てきますけど、シーベルトが3種類あるとかの指摘はあまり必要ない気がします。100キロの人間の放射能は6000ベクレルですと言った所で、人間を食べるわけではないのであまり必要ないと思います。2015/10/20

おびがみと

0
物理わかんないから読んでました。ちびちび読んでたから最初の方はあんまり覚えてない、また読もう。次元の話はちゃんと知っておきたいです。2015/11/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8991380
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。