出版社内容情報
産業との関わりを意識しながら「化学の基本部分」をわかりやすく解説することで、化学のすごさ、楽しさを味わえる、実践的な入門書。
化学は日本のお家芸といえます。ノーベル賞(日本人18名)のなかでも化学賞は最多の7名を数え、産業としても、化学工業は自動車と並び、世界のトップを走っています。「化学のチカラ」は日本にとって非常に重要なものであるにも関わらず、多くの人は化学の重要性や、しくみなどを理解しないまま社会人になっているようです。本書は、産業との関わりを意識しながら「化学の基本部分」をわかりやすく解説することで、化学のすごさ・楽しさを味わえる実践的な入門書です。
序章 錬金術から始まった化学
第1章 原子と電子の世界はどうなっている?
第2章 周期表で90種の元素を理解しよう!
第3章 原子と原子、分子と分子が結びつく
第4章 固体、液体、気体で何が違う?
第5章 モルを理解すればすべてはOK
第6章 触媒こそ、現代化学を理解するキーワード
第7章 産業革命を支えた空中窒素固定
第8章 有機化学が新しい化学を切り開く
終章 元素をつくる、希少元素を代替する
【著者紹介】
1945年5月3日生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。2011年3月、名古屋工業大学を退官、現在は名古屋市立大学特任教授。理学博士。専門は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書に『絶対わかる有機化学の基礎知識』『絶対わかる化学結合』(講談社)『理系のためのはじめて学ぶ化学』(ナツメ社)『知っておきたい太陽電池の基礎知識』(ソフトバンククリエイティブ)『元素がわかれば化学がわかる』(ベレ出版)などがある。
内容説明
ノーベル化学賞受賞者の多い日本は、「化学立国」ともいえるほど、化学のチカラが産業や医療など様々な面で重要な役割を果たしています。本書はそんな化学の基礎知識を大人が学びなおすのに最適な入門書。
目次
序章 錬金術から始まった化学
第1章 原子と電子の世界はどうなっている?
第2章 周期表で90種の元素を理解しよう!
第3章 原子と原子、分子と分子が結びつく
第4章 固体、液体、気体で何が違う?
第5章 モルを理解すればすべてはOK
第6章 触媒こそ、現代化学を理解するキーワード
第7章 産業革命を支えた空中窒素固定
第8章 有機化学が新しい化学を切り開く
終章 元素をつくる、希少元素を代替する
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、金城学院大学客員教授、名古屋産業科学研究所上席研究員、名城大学非常勤講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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