出版社内容情報
地球を一つのシステムとする「地球システム科学」。これを使えば地球温暖化や生命科学の難問などの謎をひも解くヒントが見えてくる!
地球を構成する水圏や大気圏、地圏、生物圏。これらは、それぞれ別々の学問で研究されてきましたが、これらをひとつのシステムとして考える「地球システム科学」が最近注目されています。地球をひとつのシステムと考えると、地球温暖化やスノーボールアースといった気候変動や、生命の誕生・進化や地球外生命体といった生物学の謎をひも解くヒントが見えてきます! 学問の壁を取り払い、新しい視点で地球を見てみましょう。
第1章 地球システムって何?
第2章 地球システム科学のはじまり―システム思考で惑星をながめるという革新
第3章 地球の温度と「立地条件」
第4章 生命の誕生―ありそうもないことが起こった不思議
第5章 微生物と光合成の引き起こしたドラマ
第6章 地球システムの歴史―過去の劇的な気候変動
第7章 温暖化と地球システム
第8章 目からウロコの科学的な視点
第9章 温暖化ってほんとうなの?ウソなの?―「温暖化懐疑論」を考える
第10章 地球システム科学で問題の本質を見極める
【著者紹介】
1972年生まれ。兵庫県立大学シミュレーション学研究科 シミュレーション学専攻 准教授。専門は、陸域生態系のシミュレーションモデリング。ハーバード大学大学院 進化・個体生物学部修了(Ph. D. )。独立行政法人 海洋研究開発機構 特任研究員を経て、2011年より現職。著書に『Forest Canopies』( 共著、NOVA)『Climate Change and Variability』( 共著、SCIYO)『学んでみると生態学はおもしろい』(ベレ出版)がある。
内容説明
地球システム科学とは何か?地球をひとつのシステムと考えるとは、どういうことなのか?システム思考から何が見えてくるのか?物質循環とエネルギーの流れ。お互いに影響を与えあう、地圏、水圏、気圏、生物圏。システムで考えると、地球の過去、現在、そして未来が見えてくる。
目次
第1章 地球システムって何?
第2章 地球システム科学のはじまり―システム思考で惑星をながめるという革新
第3章 地球の温度と「立地条件」
第4章 生命の誕生―ありそうもないことが起こった不思議
第5章 微生物と光合成の引き起こしたドラマ
第6章 地球システムの歴史―過去の劇的な気候変動
第7章 温暖化と地球システム
第8章 目からウロコの科学的な視点
第9章 温暖化ってほんとうなの?ウソなの?―「温暖化壊疑論」を考える
第10章 地球システム科学で問題の本質を見極める
著者等紹介
伊勢武史[イセタケシ]
1972年生まれ。兵庫県立大学シミュレーション学研究科シミュレーション学専攻准教授。2014年より京都大学フィールド科学教育研究センター准教授に着任予定。専門は、陸域生態系のシミュレーションモデリング。ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了(Ph.D.)。独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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