Beret science<br> 観察する目が変わる昆虫学入門

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Beret science
観察する目が変わる昆虫学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860643584
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C2045

出版社内容情報

昆虫に関する説明や観察のポイントを紹介。「虫の目」をもてば、都市部でも昆虫は観察できます。さぁ、昆虫観察をはじめましょう。

昆虫、好きですか? チョウやトンボ、カブトムシ……。子どもの頃、昆虫とふれあった人も多いと思います。では、昆虫についてどれだけ知っていますか? 本書は、昆虫に関する基本的なことを解説し、観察のポイントやヒントも紹介します。日本にはたくさんの昆虫がいます。まわりに自然がない都市部でも昆虫を観察することはできます。観察に必要なのは「虫の目」をもつこと。本書を読んだら、きっと外に出て昆虫を観察したくなりますよ。

第1章 昆虫とはどのような生物なのか?
第2章 昆虫の生活
第3章 昆虫の観察を楽しむために
第4章 農業と昆虫
第5章 都市の昆虫

【著者紹介】
千葉大学大学院園芸学研究科生物資源科学コース生物生産環境学領域准教授。農学博士(東京農工大学)。専門は応用昆虫学および昆虫分子系統学。昆虫は小さい頃から大好きで、標本にするより飼育するほうが好き。最近はデジタルカメラで撮影した成果を「戸定の昆虫」にて公開中。身近な昆虫を見るのが好きで「その面白さを子供たちに伝えられれば」と夏休みには「夏休み昆虫教室」を開催している。

内容説明

身近な昆虫を中心に、その素顔や観察のヒントを紹介。日本に生息する、身近な昆虫を例にとりあげ、昆虫の基本をしっかり理解できる。事項索引、昆虫名索引つき。

目次

第1章 昆虫とはどのような生物なのか?(昆虫とは?;昆虫の分類 ほか)
第2章 昆虫の生活(昆虫の生活史;年に何回成虫が発生するか ほか)
第3章 昆虫の観察を楽しむために(昆虫の観察には何が必要か;なぜ昆虫は見つけにくい―昆虫の擬態 ほか)
第4章 農業と昆虫(益虫と害虫;農業に役立つ昆虫 ほか)
第5章 都市の昆虫(都市緑地の昆虫;その他の都市の昆虫)

著者等紹介

野村昌史[ノムラマサシ]
千葉大学大学院園芸学研究科生物資源科学コース生物生産環境学領域准教授。農学博士(東京農工大学)。専門は応用昆虫学および昆虫分子系統学。夏休みには「夏休み昆虫教室」を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もんしろちょー

1
昆虫学をちゃんと勉強し直そうと思って。入門とあって自分も以前習った内容が多く、復習する気持ちで読みました。専門用語のカタさを包み込むような優しい語り口。これから昆虫学を学ぶ大学生向けなのかな? 印象的だったのがオドリバエの婚姻贈呈の話。この仲間は、交尾するために雄が雌に獲物を渡すのだけれど、これが進化(?)して、 獲物を渡す種→獲物を糸でベールみたく包んで渡す種→獲物でなく手頃な木片等を包んで渡す種→中身無しでガワだけ渡す種…となっていく話がめちゃくちゃおもしろかった笑2021/03/27

S.J.

0
全体的に専門的な内容(を易しく解説した本)なのだが、コラム等を通して著者の昆虫愛を感じる解説書だった。著者は大人達に対して、昆虫に接しても変に騒がないで欲しいとお願いしている。彼らの子供達が、昆虫を友達もしくは仲間とはいえなくても、せめて無害な存在と思って育つように。昆虫への寛容さは身の回りの自然や地球環境への思いやりにもつながる。環境保護の掛け声が響き渡るなか、ジャポニカ学習帳の表紙から昆虫が姿を消してしまっているという現状は異常だな。2016/01/14

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