出版社内容情報
ニュートン力学とはかけ離れた理論でありながら、最先端の科学技術や宇宙創成の謎を解くのに欠かせない量子論を易しく解説していく。
携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配する量子論。素粒子などのミクロの世界にも適用される法則で、遺伝子など生物の構造や進化、そして宇宙の創生までを解明していきます。「神はサイコロを振らない」と、相対性理論を確立したアインシュタインは最後まで量子論に異を唱え続けました。本書は、ニュートン力学では考えられないような理論のため多くの人が戸惑い、魅かれていく量子論を易しく丁寧に解説していきます。
【著者紹介】
1968年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京工芸大学芸術学部基礎教育課程准教授。芸術学部に所属する理学系教員として、同大学でアートと数学、サイエンスのコラボを目指す。趣味は旅行。最近は夏はほぼ毎年南の島に旅行し、昼は魚と泳ぎ、夜は天の川などの天体観測や天体撮影を満喫している。また、冬には北国で雪の結晶の写真も撮影している。著書には『学びなおすと物理はおもしろい』(ベレ出版)、『アートのための数学』『宇宙と物理をめぐる十二の授業』『デザインのための数学』『あかりと照明のサイエンス』(以上オーム社)
内容説明
とてもやさしく、ちょっと深く、ミクロな世界の不思議を解説。
目次
第1章 ミクロな世界は二重人格?
第2章 サイコロで決まる私達の未来
第3章 私達の未来を決める確率の波
第4章 ミクロな世界は不確かな世界?―不確定性原理
第5章 ミクロな世界の方程式―シュレーディンガー方程式
第6章 ミクロな世界の量子論の体系
第7章 2つの原子は区別できるの?―粒子の同一性
第8章 物質の反対の反物質とは?
著者等紹介
牟田淳[ムタアツシ]
1968年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京工芸大学芸術学部基礎教育課程准教授。芸術学部に所属する理学系教員として、同大学でアートと数学、サイエンスのコラボを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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