Beret science<br> 暦の科学

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Beret science
暦の科学

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860643201
  • NDC分類 449.3
  • Cコード C2044

出版社内容情報

1年、1ヵ月、1週間、1日という区切りはどのように作られているのか。太陽と月と地球の動きから作られる暦のしくみを詳しく解説。

ふだん何気なく使っているカレンダーや手帳。そこには「暦」が刻まれています。よくよく考えてみると、1年、1か月、1週間、1日というそれぞれの区切りは非常によくできたシステムのようです。それらはいったいどのようなメカニズムで形成されているのでしょうか。それは古代から人々が天を仰ぎ観察し続けた、太陽と月の動きから作られています。本書では、その仕組みをやさしく解説し、それにともなう季節の話、潮の満ち干や日食・月食などにも触れていきます。

【著者紹介】
1971年、新潟県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。現在、国立天文台天文情報センター暦計算室長。共著に『星の地図館 太陽系大地図』(小学館)。単著の出版はこれまでないが、2012年4月に誠文堂新光社より『これから見られる 日食と月食データブック』誠文堂新光社が発売される予定。

内容説明

1年、1ヵ月、1週間、1日といった、時の体系「暦」は非常によくできたシステムです。それは古代から人々が天を仰ぎ観察し続けた、太陽と月の動きから作られています。本書ではその仕組みをやさしく解説し、それにともなう季節の話、潮の満ち干や日食・月食などにも触れていきます。

目次

第1章 こよみはどのように決められているのか
第2章 日の出入り
第3章 太陽の南中
第4章 月の満ち欠け
第5章 日食と月食はなぜ起こるのか
第6章 満潮と干潮
付録 2012年の主な天文現象

著者等紹介

片山真人[カタヤママサト]
1971年、新潟県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。海上保安庁水路部航法測地課を経て、現在、国立天文台天文情報センター暦計算室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nori Shamp

22
「国立天文台天文情報センター暦計算室」の室長、片山真人さんが、暦の歴史~仕組みをやさしく解説。グラフや数字が苦手な私には、理解できないところもありましたが、読み物としては面白かったです。新月を何故、朔と言うのかすら知らなかったので勉強になりました。毎日、刻々と変化する空をぼんやり眺めて楽しんでいますが、暦のない古代の人々にとっては空そのものが暦だったのでしょうね。そこから一年、一ヶ月、一週間、一日という時の体系が生まれてきたと思うと、人間ってすごいなぁ~と思います。2013/02/05

わんこのしっぽ

21
読友さんの推薦本。月の出入り時間の確認に、国立天文台の暦にはいつもお世話になってます。普通はあんまり意識しないと思いますが、日や、月の出入り時間、月の満ち欠け。何気ない事ですが、日々意識すると1年の時間の流れを少し意識できる様な気がします。この本を読んで改めてそんな事を思いました。2013/02/17

のぶのぶ

12
太陽や月、地球の動きの関係を分かりやすい図で解説しているので、季節による日の出、日の入りの時間やどこが一番早いかなど、へーそうなんだあと思うこといっぱい。太陽の南中も公転が楕円のため、速くなったり遅くなったりするそうだ。潮汐も分かりやすい。惜しむらくは、金環日食があった年に読みきるべきだった。太陽面の金星通過は、本当にレアな現象。実際に観察できた経験は感動ものでした!!積読本から復活でした。2015/02/27

海星梨

4
簡単に説明しようとして、説明不足になってる感じがある……という1冊。これで理解できないので、もはやもっと児童用の科学絵本とかの類いとにらめっこしたほうが理解が進むのかも……2020/06/02

こぐさん

4
月を眺めるのが好きです。満月も良いですし、薄い三日月も好きです。本棚整理してたらつい読み返してしまいました。(あんまり本は手元に残らないのが多い)この本はきっとずっと手元に残すでしょう。太古の昔から今も同じ月を眺め、科学にしてきた人類、(動物や植物の方がよりシビアか)何となく身近でいて知らない暦の歴史と意味、迷ったらまた読みます。2013/05/20

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