出版社内容情報
物理学ではこれまでに様々なことが解明されているが、本書はまだわかっていないことにスポットを当てて科学の世界の魅力を語る。
ニュートン力学では、月とりんごの運動が解明されました。アインシュタインの相対性理論では、宇宙の果てや宇宙の始まりの話ができるようになりました。そして量子力学では原子や電子や分子などのミクロの世界が解き明かされてきています。でもちょっと待ってください。科学の発展は目覚ましく、多くの謎が解明されていることも事実ですが、本当はまだまだわかっていないことがたくさんあるのです。本書はそこにスポットをあてて、だからこそおもしろい科学の世界を語ります。
【著者紹介】
小谷 太郎(こたに たろう)1967年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。理学博士。理研、NASAゴダード宇宙飛行センターなどを経て現在早稲田大学研究院講師。著書に『「元素」のスゴい話 アブない話』(青春出版社)『宇宙の謎が手に取るようにわかる本』(中経文庫)、『図解雑学 単位と定数のはなし』(ナツメ社)、『科学者たちはなにを考えてきたか』(ベレ出版)など多数。
内容説明
科学で解くことができる問題、原理的に解けない問題、もう少しで解けそうな問題、ヒトの手に負えない問題…わからない。わかっていない。だからこそ科学はおもしろい。
目次
第1章 地球外生命探査(火星年代記―古来、人類は宇宙に自分に似た存在を探し求めてきた;地球外知性と文明の寿命―ドレイクの式とゴット推定)
第2章 力学(三体問題―たった三つの天体なのに…;天気予報は不可能―蝶の羽ばたきが竜巻を起こす?)
第3章 相対性理論(光速の限界―去年、アンドロメダで;宇宙の果て―観測の限界 ほか)
第4章 量子力学(位置か運動量か、それが問題だ―不確定性原理;神はサイコロを振らず―アインシュタインが拒否した確率解釈 ほか)
第5章 天文学・宇宙物理学(ダーク・マターとダーク・エネルギー―宇宙物理の闇;量子重力の夢)
著者等紹介
小谷太郎[コタニタロウ]
1967年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。博士(理学)。理研、NASAゴダード宇宙飛行センターなどを経て現在、早稲田大学研究院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
_apojun_
_apojun_
KAHYA
oiron