内容説明
わかりやすい説明と図によって物理を学びなおし、その楽しさや魅力を発見していく。物理の世界のわくわく感を、すべての人に。
目次
第1章 未来を解き明かす力学
第2章 エネルギーとはなんだろう?
第3章 もうひとつの変わらないもの「運動量」
第4章 音と光は波で出来ている
第5章 世界は波であふれている
第6章 電気と磁気が似ているわけ
第7章 温度と熱の正体はなんだろうか?
第8章 小さな原子の世界はサイコロの世界?
著者等紹介
牟田淳[ムタアツシ]
1968年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京工芸大学芸術学部基礎教育課程准教授。芸術学部に所属する理学系教員として、同大学でアートと数学、サイエンスのコラボを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
4
2011年初版発行。再読。▼高校物理の内容をおはなしで解説。身近な現象との関わりを示しつつ、説明。扱うテーマは、力学、音・光・波、電磁気、熱、量子力学と原子の構造と高校物理で扱う典型的なもの。学び直す人だけじゃなくて、高校物理を学んでる学生の副読本としてもいいかも。▼ただ、いきなりこの本だけ読んで、理解するのはちょっと大変かも?特に力学部分。学問的にしっかり復習したい人は「日常の「なぜ」に答える物理学」https://bookmeter.com/reviews/61110324 がおすすめ。2017/10/08
非日常口
3
NHKでMITの物理公開講座が放送されているが、それの教科書版という感じ。といってももちろん文章は固くはなく、直感的な理解を促しイメージを付ける。波同士の干渉などの説明が分かりやすかった。身近な物理を知る上では良いと思うので、ここからドンドン視野を広げて良ければと思う。2013/02/22
しんすけ
2
生業の関係で電磁気学の知識が必要になることがある。基本的なことを知っていれば、作業に差し支えないのでそれほど苦労はしないが、公式を当てはめているだけでは、作業が味気ないものになる。そんなわけで、頭の整理のためにこの手の本を半年に一冊程度読むことにしている。理工系の本には珍しく縦書きだった。と云うわけで縦書きに向かない数式はほとんど無い。イメージはこれでも膨らみ面白くも感じたが、盲が象を触っているような物足りなさも感じた。しかし、解析力学をもう一度読んでみたくなったのは、本読書の意義とするところである。2015/10/18
オランジーナ@
1
面白く感じなかった2020/02/23
たれにゃんこ
1
ピタゴラス音階とか5.1chの話とか、そういうトコばっかり気に入るのは、あまり物理をおもしろがってないかもしれない(^^;)2011/09/15