内容説明
ネイティブの子どもが前置詞のクライテリア(選択基準)となる核のイメージを生活の中で自然に身につけたプロセスを疑似体験。日常の生活場面を4000枚を超えるイラストに置き換え、暗記ではなく、たくさんのイラストをどんどん目にすることで適切な前置詞を選ぶためのクライテリアを身につける。ほぼすべての前置詞を網羅した決定版。
目次
1章 1次元(線)として見なさい(on―線と見る;along―線と見る ほか)
2章 2次元(面)として見なさい(in―面と見る;besides―3Dと見る)
3章 0次元(点)として見なさい(at―点と見る;to―点と見る ほか)
4章 3次元(立体)として見なさい(beside―3Dと見る;behind―3Dと見る ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshio
11
お勧めです。漫画があるとこんなにも、単語の持つ意味を感じることが出来るんだ、と改めて挿入画の力に驚く。 2017/03/04
たこ焼き
5
onは面であれ戦であれくっついている(それは上下左右関係なし)時間や過程の流れは線のイメージなのでonを使う(on the way, on the line, on duty, on a journey, on a committee, on her advice, keep on~など)influence on him, effect on himといった使い方もできる。onはくっついているがfromはくっついていない(hang fromとhang onの違い)put onはメガネ、服、化粧に使える。2024/03/15
壱萬参仟縁
5
漫画の下に、その対応する例文が書かれている。英検準1級の2次試験対策になりそう。ネイティブがどんな発想で日本人泣かせの前置詞を使っているのか。この疑問はマンガと例文の照合をしていかないと、真に理解できないということだろう。目次によると、<基本のイメージ→連想するイメージ→イメージを比べる>といった流れで作られている。やはり、基本のイメージを大切にしていきたい。そして、利用者は中学生でも、大人でも、辞書のような使い方が望まれるのだろうと思う。2013/04/25
しらたき
1
絵はなんとなく分かるんだけど理解に確証が持てないのが難点。説明+絵にしてほしかった。1〜3次元というのは、なるほどと思った。2015/10/24
syokou
1
絵がかわいい。前置詞は空間と時間の認識によって成立しているということ。空間に重きを置いている。ちなみにこの空間と時間ってどこかひっかかりませんか?そうカントですよ。カントはすでに認識の前提は両者だと言っていましたよね。面白い2012/05/14