内容説明
中上級者だからこそ見直すべき“具体的・効率的”な学習方法を指南し、“3万語を暗記し、何でも読めて、何でも話せる”レベルを目指す。勉強を続けているのに英語力の停滞感に悩む中上級者必携の1冊。
目次
1章 総論
2章 単語
3章 文法
4章 スピーキング
5章 精読
6章 速読
著者等紹介
土屋雅稔[ツチヤマサトシ]
神奈川県出身。千葉県船橋市で「エクセレンスイングリッシュスクール」を主宰。TOEIC990、英検1級。国連英検特A級合格。30歳で英語学習を開始、34歳から英語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんちゃん
12
再読です。大学卒業直後にスランプに陥ったため、TOEICの点数も800点を下回ったため、本格的なボキャビルとして英英辞書を一冊覚えました。当時、ある同時通訳の先生に教えていただいて読んだ本。英語上達完全マップの中上級者向けって感じでした。文法のところはさらっと読みました。モチベーションが下がりつつあったので、当時の熱意を思い出そうと読みました。また、繰り返す回数について言及されてますが、500回は普通に現実的な数字です。100回くらい読めば覚えちゃうから別に歩きながらとかでも500回こなせるわけだしね。2015/12/03
リボー
10
初心者対象の英語の勉強法を扱った本は、腐るほど存在するが、中上級者ターゲットの本は珍しいので、そのコンセプトは良いと思います。ただし上級者(TOEFL iBTで100以上取っちゃう人)には必要ないかな。この本に紹介されている方法をその人達は実践しているだろうし…。ただ、この本が想定している読者のレベルでは、語彙が大切という点を強調していたことと、英英辞典の使い方が詳しく紹介されていたのはよかったです。2012/06/24
chocokuma
2
図書館本 自己流の勉強法ではもうダメ、勉強法が正しいのかも謎…。とそれはもう高い高い壁にぶつかって戦意喪失していた私にはとてもためになる本でした。なるほど!の連続で少し目の前が明るくなった気がします。読んだだけで満足するのではなく、頑張って実践していきたいです。2014/10/23
文月葵
1
言語の四技能を支える柱が語彙力であることは否めませんが、辞書暗記が最善策とは言い難いです。本書で紹介されている内容がその方法論を指南するものですが、正直万人に勧められるものではありません。構文把握能力(文法含む)、語法、熟語、例文暗記等、どれも大切です。その上で3万語を保有すればベストでしょうが、その半分の語彙数で大学(院)留学を果たしているバイリンガルの経験を聞くと語学力の要は他にあるとも言えます。もちろん、語彙勢には最良の一冊となり得ます。辞書暗記というものに興味がある人には良い道しるべになる筈です。2014/11/05
NAYUTA∞
1
中上級者向けの英語学習本というのはあまり見ないので、わりと為になった。大体、英語が苦手な人向けの学習本には、多読や多聴など、既にわかりきってることしか書いてないが、本書はさらに踏み込んだ勉強法を紹介している。口頭英作文なんかは特にスピーキングの練習に役に立つ。紹介している参考書も中上級者向けで、参考になる。ポケット英英事典をそのまま単語帳にしてしまうという発想は素晴らしい。アルファベット順だと似ている単語を整理出来て良い使えると思う。2012/02/05