目次
日常感覚では起こりえないと思うことが実は起こるということ
第1部(“運動する物体の時間がゆっくり流れる”とはどういうことか 特殊相対論における時間についての式のひとつを導き方まで説明;特殊相対性理論で論を進める時に何を仮定しているかを確認 時間、距離、慣性系、などについて吟味;特殊相対論(アインシュタインの世界観)VS非相対論的力学(ガリレイ・ニュートンの世界観)
“双子の片方が飛行して戻ってきたとき、双子の二人の年齢が本当に違う”ということが起こり得る “双子のパラドックス”についても説明します)
第2部(特殊相対論における“ある事件をある慣性系で測定した時空座標(t,x,y,z)と別の慣性形で測定した時空座標(t’,x’,y’,z’)との関係”について特殊相対論において重要なガジェット、ローレンツ変換を導く)
第3部(“運動する物体の長さが短縮する”とはどういうことかそのことをあらわす式を導き方まで説明 ローレンツ収縮;同時刻の相対性;特殊相対論では速度の合成方法が非相対論とどう違うか;物理で重要な量である運動量というものの非相対論と相対論での違い;“物体が消滅し得る”とはどういうことか そのことを示唆する式について導き方まで説明、質量とエネルギーについて説明します)
第4部(この本を読んだあとの進路の例:一般相対論、場の量子論、超弦理論、M理論)
著者等紹介
小笠英志[オガサエイジ]
博士(数理科学)。東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。博士号取得後アメリカに2年ほど研究で滞在。Brnadeis大学Visiting scholar。専門:位相幾何(おもに高次元絡み目)、素粒子論(おもに超弦理論)。現在、大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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DK-2084
TH
christinayan01
Naoyuki Konda