内容説明
日本語の文法といっても、本書で解説している文法は中学や高校の国語の授業で習ったようなものではありません。「文のかたち」「意味のかたち」「語のかたち」「音のかたち」「会話のかたち」という5つのかたち、これらが日本語の核である文法なのです。本書では、この日本語の核について、それぞれの専門家がやさしい言葉でかみくだいて解説していきます。
目次
第1章 日本語の文のかたち(見えなくてもカタチはある;大切なものは目に見えない ほか)
第2章 日本語の意味のかたち(存在と所有の迷宮へようこそ!;動詞のこころ:人生ここが分かれ道 ほか)
第3章 日本語の音のかたち(文字と音の不思議な関係;ことば遊びと音の姿 ほか)
第4章 日本語の語のかたち(愛さない時愛すれば愛せよ;個人、対人、社会から見る動詞の世界 ほか)
第5章 日本語の会話のかたち(ことばと文脈・場面;ことばと話し手の意図 ほか)
著者等紹介
畠山雄二[ハタケヤマユウジ]
1966年静岡県生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。現在、東京農工大学准教授。専門は理論言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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