内容説明
普段の日本語生活の中で何気なく使っている敬語をあらためて勉強してみたい人、敬語に対する客観的な知識をきちんと持ちたい人、社会的な距離のとり方やことばの距離の設計にいまひとつ自信がない人におすすめの本。敬語の知識を断片的に身につけるのではなく、体系的に学習できるように「なぜそうなるのか」を意識し、日本語力の応用力を養うことをめざした本です。
目次
第1部 敬語の基礎知識(敬語の形式;敬語の使い方;敬語をとりまく表現)
第2部 敬語の実践・応用(どう違うのか;どこが間違いなのか)
第3部 「発展的学習」敬語の研究(敬語に対する意識;敬語の変化;敬語の地域差)
著者等紹介
佐竹秀雄[サタケヒデオ]
1947年生まれ。1974年大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。専門は、現代語の表記論、文章論、言語行動論。国立国語研究所室長を経て、武庫川女子大学言語文化研究所長、兼、文学部教授。その他、日本広報協会広報アドバイザー、日本話しことば協会理事、日本語文章能力検定協会顧問、京都書房高校教科書編集委員
西尾玲見[ニシオレミ]
1974年生まれ。2000年大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。社会言語学を専攻、中でも方言文法を中心に研究。日本話しことば協会、日本語文章能力検定協会において検定関連業務に従事
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