出版社内容情報
塩の知識、賢い使い方、日本で買うことができる塩の紹介など。類書の中で最大の紹介数! 人気のシェフも登場!
内容説明
日本で買える245種類の塩の味、おすすめ食材&料理ほか、塩の楽しみ方、選び方、保存の仕方を写真&データで紹介。プロの料理人のアドバイス付!
目次
まずは知りたい塩の基礎知識(「いい塩」ってどんな塩?;自分の「推し塩」を見つけよう!;塩の個性は原料×製法で決まる! ほか)
知れば知るほど個性豊かな海水塩、藻塩
色どりが美しい岩塩
変わり種いろいろそのほかの塩(湖塩;地下塩水塩;シーズニング)
料理も暮らしも楽しくなる!塩のおいしい使い方(使いわけで塩をもっと楽しむ;しょっぱさ×粒の大きさマトリックスでとってもかんたん塩選び;食材・料理別に使いわける ほか)
著者等紹介
青山志穂[アオヤマシホ]
シニアソルトコーディネーター。一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会代表理事。東京都出身。慶應義塾大学卒業後、大手食品メーカーを経て、塩の専門店に入社。2012年、独立し、一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会を設立。日本初となる塩のプロフェッショナルを育てるべく、「ソルトコーディネーター」資格制度を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mocha
99
スーパーや輸入食品店で見かける塩はほぼ掲載されている。料理に合わせて使い分けるなんて憧れるけど、私にはまずできそうにないな。せいぜい粉砕塩と粗塩と食卓用岩塩、それにクレイジーソルトくらい。青森のカラーソルトは食卓が華やかになりそう。黒いお塩も分量が見えやすいのでいいかも。変わり種シーズニングソルトをゆで卵にかけて食べ比べてみたい。2017/11/12
ショア
31
ソルトコーディネーターの方の塩の図鑑(ラジオに出てた方だ!)フルカラーで世界日本の塩を紹介。塩は大きく4種類 海水塩 岩塩 湖塩 地下塩水塩。それらが再加工やブレンドで姿を変える。海流 取水場所 タイミング 粒の大きさ 結晶の形 水分量 成分バランスなどの組み合わせ。ウィスキーみたいに産地や原料をブレンデッドすると無限に広がり好みで嗜好品になりそう。塩選びのイロハでパッケージに記載されてないにがりの具合を観察する点はタメになった。知れば知るほど塩沼にハマりそう2023/09/24
よこたん
30
かつて塩が専売制だったことを思い出した。この制度が存続し続けていれば、現在のような多種多様な塩の世界は花開かなかったかもしれないと思うと、たかが塩…とはとても言えない。岩塩が地球上で一番ポピュラーとは知らなかった。日本では採れないのも知らなかった。岩塩・海水塩・湖塩・地下塩水塩と採れる場所と製法によって味は全く異なるという。薄紅色の岩塩、バリ島で作られるピラミッドのような形の結晶塩、燻製された塩…どんな味わいなのだろう。塩水で作ったゼリーと果物をコロコロと切って口に運ぶと、果物の甘みが際立つそうだ。2016/12/06
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
29
血液やリンパ液などの体液の濃度調整に塩は大切な働きをする一方で、とりすぎは健康を害するといわれる。塩は、人の命を繋ぎ、命を破壊する諸刃の剣でもある。その塩について種類や製法などの基礎知識を紹介。そして、245種類の日本と世界の塩の効果的な使い方・食材との組み合わせ方なども紹介。「海の精」や「あまみ」など日常で使用している塩もあれば、みたこともない「ウユニの塩」や「インカ天日塩」などもあり、一気に塩の世界が広がった。「ソルトコーディネーター」という資格があるのも初耳だった。2019/06/08
くぅ
28
これもまた面白い。ハマりそう、塩に。出るところや製法が違うんだから成分や味も違うと言われればそれはそうだという話だけれど、塩ひとつとっても日本は広いなぁ、世界はもっともっと広いなぁと思ってしまう。いくつか欲しいお塩があったから…ひっそりと買ってみようかな。春は天ぷらも美味しいからね、お塩で食べてみる?♪トレミータイプのお塩は食べたことがないからすごく気になるし。塩の燻製も惹かれるなぁ。2018/04/15