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新宿駅最後の小さなお店ベルク―個人店が生き残るには?

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860202774
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ミシュランには載らない究極の大衆飲食店は、こうしてできた!
新宿駅徒歩15秒! 日本一の立地にあるインディーズ・カフェ『ベルク』。 「新宿」らしさを残しつつ、時代とともに変化し、サバイブしてきた店の歴史とチェーン店にはない創意工夫、ユニークな経営術が、この一冊で全てわかる。 個人店がどのように生き残るかのヒントも満載。
○外食業コンサルタント押見野喜八郎氏による解説付き。
○久住昌之氏(『孤独のグルメ』原作者)も推薦!

【目次】
まえがき 日本一の立地にあるインディペンデントな飲食店  
1章 どこにもないファーストフードのお店はこうしてできた
 お店の魅力をどのように出していくのか?
 自分たちが毎日食べられるもの~ベルクの商品開発
 優秀な職人たちはお金では動かない
 お店の雰囲気を作るのはインテリアではなく接客
2章 大手チェーンにできないことに価値がある  
 非効率な食材と真剣に向き合う  
 ドイツ+フランス+イギリスのカフェ文化=新宿ベルク  
 壁を使って写真展をやろう!  
 店作りの楽しさを味わないのはもったいない  
3章 本当は飲食店なんてやりたくなかった~ベルク誕生ストーリー
 店長の新宿放浪時代~自分探しよりも場だ!
 家族でお店を経営するということ  
 新宿をさまよい、新宿にたどり着く  
4章 なぜベルクをはじめたのか?  
 この壁を自由に使いたい!  
 純喫茶からの大改造  
 ビジネス=ライフワークと考えてみよう  
 女性が昼間からひとりでビールを飲んでいても違和感のない店にしたい 
 「大衆娯楽接客業」とは何ぞや?  
5章 個人店が生き残るには?  
 息の長い商売をしたい  
 薄利のインパクトで多売を可能にする経営  
 不器用なスタッフほど熟成していく  
 立ち退き問題と定期契約  
 個人店の時代がやってくる  
解説 個人店に必要なフィロソフィー 押野見喜八郎(外食業コンサルタント)
あとがき 本当の意味での隠れ家

内容説明

都心の超ど真ん中(新宿駅改札徒歩15秒)にある15坪の個人店。フランチャイズにはない、飲食店経営の面白さと創意工夫を店長自ら書いた。小さなお店の魅力とは?個人店の危機は、日本の危機!?個人店が生き残るためのヒントも満載。

目次

1章 どこにもないファーストフードのお店はこうしてできた(お店の魅力をどのように出していくのか?;自分たちが毎日食べられるもの―ベルクの商品開発 ほか)
2章 大手チェーンにできないことに価値がある(非効率な食材と真剣に向き合う;ドイツ+フランス+イギリスのカフェ文化=新宿ベルク ほか)
3章 本当は飲食店なんてやりたくなかった―ベルク誕生ストーリー(店長の新宿放浪時代―自分探しよりも場だ!;家族でお店を経営するということ ほか)
4章 なぜベルクをはじめたのか?(この壁を自由に使いたい!;純喫茶からの大改造 ほか)
5章 個人店が生き残るには?(息の長い商売をしたい;薄利のインパクトで多売を可能にする経営 ほか)

著者等紹介

井野朋也[イノトモヤ]
1960年東京都新宿生まれ。新宿育ち。早稲田大学社会科学部卒業後、塾講師を経て、1990年より新宿駅ビル地下のビア&カフェ「ベルク(BERG)」の経営者・店長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

62
「四六時中物事を良好な状態に保つ為に費やされるエネルギーは、真の活力である」。一緒に働くスタッフ、出入りの業者、最高の食材を届けてくれる職人たちとの共犯関係。自分たちの「真の活力」を結集し、たった1つに収斂される思いを目指す。それは自分たちなりのやり方でお客さんに喜んでもらいたいという、只々それだけ。大衆に迎合するのも、独りよがりに走るのもダメ。人の意見に耳を傾け柔軟に取り入れつつも、芯の部分は決してブレることがない、著者のバランス感覚が素晴らしい。個人経営の飲食店が抱える様々な現実も知ることができる。2015/06/12

Willie the Wildcat

25
字の如く『継続は力なり』。軸を明確にし、そこにこだわる。勘所のみに頼らず、数字の裏づけを押さえている点も、ビジネスの基本。企業(店)文化の醸成、人財の育成、そして差別化。殊に差別化では、効率化と対極する形でニッチを攻め続ける心意気が心地よい。一方、嗅覚でも堪能したい珈琲や日本酒。著者自身も触れているように、喫煙OKとしている点が今後の課題かもしれない。次回の一時帰国の際は、是非立ち寄ってみたい。2013/01/03

烟々羅

19
周辺情報・娯楽のつもりで手に取ったのだが、この半年で固め読みしてる会計、経営、飲食店経営の本十何冊かの中で二番目に心に響く本だった。一度きりの成功で他のひとに押しつけるもんでもないと宣言しながらの実例だからかな。 六年前の刊行時、ベルク店内含め何度も表紙をみていたが「立ち退きは理不尽・断固拒否」の文脈で売られていて手に取る気がしなかった。しかし今読んで、立ち退きの話は後半15%だが、立ち退き話を機に独立店として、チェーンと比較して自分の店を語ったから内容のある本に仕上がったといえる。難しいものだ。2013/05/01

Naomi

17
東京でお気に入りのお店、ベルクさんの本、読みたいと思っていたんです。移動カフェさんのリブライズでお借りできました♪井野店長さんが小さなお店ベルクを始めるきっかけや、大事にしていることがつづられています。個人の喫茶店が生き残るためのビジネス書だけれど、何をするにおいても大事なことだなぁ、人間力をUPさせることがやっぱり重要なんだって思えました。読めて良かった、あとは日常に活かしていけたらもっと良いだろうなぁ。2015/09/01

とよぽん

15
ベルクに行ってみたい。今度東京に行ったら必ず。お客さんと商品に対するフィロソフィーを持ち、新宿駅で個人店を営んでいる店長井野さんの覚悟と情熱を、自分自身で感じたいものだと強く思った。ちょっとタバコの煙が心配だが・・・。2015/12/22

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