華麗なる美容外科の恐怖

井上 静【著】

鹿砦社（2010/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 134p／高さ 22cm
• 商品コード 9784846307462
• NDC分類 595
• Cコード C0030

内容説明

苦痛と散財の底なし地獄へようこそ。醜くなりたければ命が惜しくないなら美容整形外科へＧＯ。美容外科ブームに煽られ浮かれる女性たちに、裏事情を知り尽くした患者の立場からの警鐘。

目次

第１章　美容外科はどうして危険なのか―不良医師が美容業界に集まる仕組み（技術と人格と金銭感覚で三重に危険な医師たち；警察病院が煽る顔整形　ほか）
第２章　美容外科医の実態―悲惨な被害と狂気の医師（失敗して人生設計が崩壊の恐怖；あざ笑う美容外科医師たち　ほか）
第３章　安全であるわけがない手術（傷跡は消せない；手術の危険はなくせない　ほか）
第４章　メディアとグルの集客システム（美化して煽るテレビ番組；記事なのか宣伝なのか　ほか）
第５章　芸能界と美容整形（飯島愛やほしのあき；続々と整形が発覚する韓国スターたち　ほか）

著者等紹介

井上静［イノウエシズカ］
はじめ音楽大学入学を希望するが、医療過誤の被害による手の故障のため断念し、医療裁判で５年に及ぶ係争を経て２００２年に勝訴。ほぼ全勝で、国が異例の控訴断念。画期的判決として新聞やテレビで大きく報道される。また、手術を行った医師の経歴を、施行されたばかりの情報公開制度によって暴き、裁判を優位に進めていたが、このことによって防衛庁が密かに作成した「情報公開請求者リスト」に掲載され、あたかも反政府分子のように監視されていた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[♡♡♡]

お、おもしろい。そして怖い。あの女子大生の娘を誘拐された池田ゆうこ医師はこの本によればかなり悪徳医師。。テレビに出ている医者だからと言って信用してはいけないそうな。うーん。美容整形するひとは信頼できる医師、病院をみつけないとえらいめにあいそうですよ。おそろしや。

2014/07/04

[幸災楽禍ﾁｬﾝ🪦💕]

Kindle Unlimitedにて。巻末の著者の経歴見たら中々香ばしい人物だった。そのうち左翼とかプロ市民とかやりそうな。医療の専門家でもないのに、偶然手術失敗されてそれを飯のタネにするとはたくましい。代官山皮膚科形成外科の話は初めて知ったが、あまりにひどい話で驚いた。今はもう廃業してるらしい。防衛医大と言われたら信頼してしまいそう。これは美容だけでなく医療全体の問題で、医師免許という制度が一回取得すれば殺人か違法薬物でもやらない限り剥奪されず無敵なことが原因だと思う。

2021/04/22