内容説明
連れ去られた娘を助けるべく東奔西走する母親。残された手掛かりから監禁場所を探し出せるのか。円熟期の作品が遂に邦訳。
著者等紹介
ガーヴ,アンドリュウ[ガーヴ,アンドリュウ] [Garve,Andrew]
1908‐2001。本名ポール・ウィンタートン。別名にロジャー・バックス、ポール・マソーズがある。英国レスターシャー生まれ。ロンドン大学経済学部を卒業後、“エコノミスト”の編集委員や“ロンドン・ニューズ・クロニクル”紙の記者を務める。第二次世界大戦中は特派員としてモスクワに滞在していた。1947年に記者を辞職し、本格的な作家活動を始める。創作活動は1930年代から始めており、記者時代にロジャー・バックス名義で発表したDeathBeneath Jerusalem(38)がミステリのデビュー作。本格ミステリから冒険小説まで幅広いジャンルを手がけ、Counterstroke(78)の発表後に引退
菱山美穂[ヒシヤマミホ]
1965年生まれ。英米文学翻訳者。他名義による邦訳書あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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