レトリックの話 話のレトリック―アリストテレス修辞学から大統領スピーチまで

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846013417
  • NDC分類 801.6
  • Cコード C0080

内容説明

人を動かす“話術”のからくり。古代アテネから現代に至る、伝統的なレトリックの概念と理論を知り、キケロやヒトラー、リンカーン、オバマ大統領らスピーチの達人にその技術を学ぶ。愉快でためになる新しいレトリック入門!便利な詳細用語集つき。

目次

レトリックの五部門(発想;配置;文体;記憶;発表)
弁論の三分野(討議のレトリック;裁判のレトリック;表示のレトリック)

著者等紹介

リース,サム[リース,サム] [Leith,Sam]
1974年生まれ。オックスフォード大学卒業。イギリスの作家、ジャーナリスト、コラムニスト。「デイリー・テレグラフ」紙の文芸欄編集長を務めたのち、「スペクテイター」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「ガーディアン」「イブニング・スタンダード」等、多くの新聞雑誌に寄稿

松下祥子[マツシタサチコ]
上智大学外国語学部英語学科、米国カリフォルニア州立大学ノースリッジ校卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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富士さん

4
レトリックの入門書としておすすめを受けて読んでみましたが、古典的な構成の中に最新のネタを入れ込んで、レトリックの本らしくちゃんとおもしろい、評判通りの本でした。日常生活のレベルではロジックよりもレトリックの方がはるかに影響力があり、意思決定を左右しているように思います。特に基本的な枠組みの多くを古来踏襲してきた娯楽文学やそこに具体的なイメージを付与した表現形式であるイラストや映像などでは、その効果のほとんどはレトリックなものであると言うことができ、レトリックの教養の欠落は大きな損失だと言っていいでしょう。2018/10/28

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