内容説明
昭和の初期および戦後の一時期に大衆文学の隆盛をもたらした“倶楽部雑誌”は1960年代の“中間小説雑誌”の勃興とともにその姿を消した。倶楽部雑誌とは何だったのか。初めて語られる倶楽部雑誌の世界。
目次
第1部(前口上;倶楽部雑誌の定義 ほか)
第2部(『大衆文芸』と『現代大衆文学全集』;『現代大衆文学全集』明細 ほか)
第3部(直木賞作家たちとの関係;藤原審爾と橋爪健 ほか)
第4部(双葉社創業時代;双葉社の倶楽部雑誌 ほか)
第5部(『週刊大衆』創刊の波紋;『大衆小説』、『読切時代小説』、『読切文庫』 ほか)
著者等紹介
塩澤実信[シオザワミノブ]
1930(昭和5)年、長野県生まれ。双葉社取締役編集局長をへて、東京大学新聞研究所講師等を歴任。日本ペンクラブ会員。元日本レコード大賞審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件