俳諧つれづれの記―芭蕉・蕪村・一茶

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846012946
  • NDC分類 911.302
  • Cコード C0095

内容説明

近世に生きた三つの詩的個性の心の軌跡を、歴史の流れのなかに追究した異色のエッセイ。近世俳諧史の前・中・後の三期を代表する芭蕉・蕪村・一茶をつらねて、それぞれの個性の所在をさぐりながら、合わせて近世という時代の思想史的な変遷を跡づけた。

目次

1の記 旅人芭蕉(終りなきはじまり―天命としての旅;旅が栖か、栖が旅か―奥の細道をゆく;造化に帰る―風と芭蕉と;枯野に死す―「翠」という本掛)
2の記 画人蕪村(芭蕉への回帰―俳諧の趣味化;虚と実―生を写すということ;定住と旅―近世的な、あまりに近世的な;教養と創造―俳体詩の試み)
3の記 俗人一茶(俗の純粋化―人生と芸術とあいだ;凡愚と妙好人―俗のなかの白蓮華;歓びと悲しみと―『おらが春』のゆくえ;聖なる俗―慰めとしてのつぶやき)

著者等紹介

大野順一[オオノジュンイチ]
1930年、東京に生まれる。1957年、明治大学大学院文学研究科修了。専攻は日本文芸思想史。文学部助手、講師、助教授を経て、1971年、教授。文学科長、日本文学専攻主任(学部、大学院)など歴任。2001年、明治大学文学部教授の職を退く。著書に『詩と死と実存―日本文芸思想史研究』(角川書店、第5回茗水クラブ学術奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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良さん

1
芭蕉・蕪村・一茶のそれぞれの魅力について筆者なりの観点からうまく引き出している。雅俗併せ持つのが芭蕉、雅を追究するのが蕪村、俗を追究するのが一茶ということになるか。徹することの難しい現代においては、やはり芭蕉が理想である。 【心に残った言葉】これは一本の薄の、風に吹かれ雨にしほれて、憂き事の数々しげく成りぬれども、命つれなく、からうじて世にあるさまに譬へたり。(略)その身は潜かならんとすれども、かなたこなたより事つどひて、心ざし安んずる事なしとかや(100頁)2015/10/01

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