内容説明
内気な女性ベティと過ごした懐かしいあの日々、心に残る隣人たち―。都会の片隅で暮らす、ごくふつうの人々の姿をかぎりない愛情をこめて描き出す、異色のアメリカ留学記。
目次
ベティとの出会い(バークリーでの束の間のふれ合い;セント・ルイスへ ほか)
セント・ルイスの隣人たち(開放的なジラード一家;“聖家族”バーン一家 ほか)
アメリカの庶民生活(雑貨屋アーウィンに集う人々;出入りの激しい“田舎者の家” ほか)
さまざまな家族のかたち(男女関係にフィフティ・フィフティはありうるか;小さなコミュニケーション・ギャップ ほか)
ベティとアルの結婚(セント・ルイスでの暮らし;ベティの驚くべき結婚準備 ほか)
著者等紹介
加藤恭子[カトウキョウコ]
1929年、東京都生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業と同時に渡米・留学。ワシントン大学修士号。65年、早稲田大学大学院博士課程修了。65年~72年までマサチューセッツ大学で研究生活を送る。元上智大学講師、地域社会研究所理事を経て現在は第一生命財団顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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