内容説明
1945年に福岡の劇団「青春座」、上京し「戯曲座」「炎座」、早大露文科へ。結婚と破綻、塾教師40年の後、2006年、蜷川幸雄主宰の「さいたまゴールド・シアター」入団。花形女優として舞台で活躍する。
目次
第1部 (九州配電と小学校助教―一九四五年;「青春座」第一回公演「若い人」―一九四六年;自立劇団の群立と「検察官」―一九四八~五〇年 ほか)
第2部 (上京‐「戯曲座」と出会う―一九五三年;「戯曲座」解散と「炎座」の結成―一九五三年;定時制高校に入る―一九五五年 ほか)
第3部 (高齢者劇団発足―二〇〇六年一月~四月;Pro‐cess~途上~(1)と水槽を使った演技―二〇〇六年五月~八月
Pro‐cess(2)「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」―二〇〇六年十月~一二月 ほか)
著者等紹介
重本惠津子[シゲモトエツコ]
1925年、山口県生まれ。戦争中は北九州で代用教員。戦後「青春座」の創立に参加。のち上京して三好十郎「戯曲座」の研究生。1961年、早大第一文学部露文科に35歳で入学。1968年、大学院修士課程修了。学習塾経営の傍“世界文学の語り部”として各地で講演活動。1995年、「花咲ける孤独―評伝・尾崎喜八」で潮賞を受賞。2006年、蜷川幸雄主宰“さいたまゴールドシアター”に入団して女優として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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