内容説明
古墳に入り、人骨に耳を澄まし、土器を見つめながら、日本と中国の女帝、さらに後宮三千人の美妃たちに思いを馳せる。
目次
序章 へそ曲がり探偵の推す世界の発掘ベストテン
第1章 考古学でメシは喰えるか―インディ・ジョーンズも考古学者です
第2章 探偵は分類したがる
第3章 探偵の七つ道具
第4章 探偵の武器
第5章 探偵の支援部隊
第6章 探偵は文字に呪力を感じる
第7章 探偵の推理帳
付録 天理参考館の収蔵品ベスト5
著者等紹介
山本忠尚[ヤマモトタダナオ]
1943年生まれ。国際基督教大学卒、京都大学大学院で考古学を学ぶ。奈良国立文化財研究所、天理大学に勤め、2012年退職。専門は美術考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃば
4
考古学って憧れるけど、私には向いてないことを改めて理解した本でした。ううむ…このハードな学問…!でもやっぱりロマンがあります^^2013/03/25
クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」
2
小学生のころ、ポンペイの遺跡に関する本(もちろん子供向け)を読んで衝撃を受けたのが懐かしいです。有名な遺跡・遺物の話から、道具や謎解きなど多岐にわたる内容です。考古学者の名前のくだりは不要ですが、楽しい本でした。2013/02/17
くまきん
1
著者は2012年まで天理大学で美術考古学を教えておられた方で、この本によると東大阪市に在住されているようだ。考古学の基本である分類を具体的な例で見せてくれる。2016/07/10
まろ
1
もう少し図があってもいいと思う。考古学を専門にしてない人には、道具の図がもっとあった方が分かりやすい。また、考古学にも様々な分野がある。奈良の遺跡だけで考古学を語るのはできないはず。2013/05/13
oyai
1
考古学のわかりやすい入門書として。高校の頃にあったなら、進路はちがっていたかもwいや、何とか読み終りしたました2013/03/08