内容説明
安部公房の『友達』の読解から不条理演劇とはなにかを問うた記念碑的な論をはじめ、後期ベケットの諸作の読解、つかこうへいの『熱海殺人事件』、井上ひさしの『薮原検校』、三島由紀夫の『サド侯爵夫人』、『わが友ヒットラー』など、名だたる作品を分析。
目次
1 つかこうへい
2 井上ひさし
3 安部公房
4 三島由紀夫
5 田中千禾夫
6 サミュエル・ベケット
7 ハロルド・ピンター
8 フェルナンド・アラバール
著者等紹介
別役実[ベツヤクミノル]
1937年、旧満州生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。東京土建一般労組書記を経て、1967年、劇作家となる。岸田國士戯曲賞、紀伊國屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、朝日賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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