傭兵の告白―フランス・プロラグビーの実態

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傭兵の告白―フランス・プロラグビーの実態

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846011703
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0095

内容説明

移籍、給料、監督、レフェリー、目つぶし行為、禁止薬物…NZ出身の著者が、フランスのプロ・クラブに身を置いた日々を赤裸々に、淡々と、ユーモラスに語る。

目次

モンペリエ、わが家よ
ホーム・アンド・アウェー
恐怖と憎悪
歴史と文化と現ナマ
筋力と知力
筋肉と魔法の薬
スタジアムの神々
商品
ヨーロッパ、オールブラックス、そして世界
政治
食事と攻撃力
もし必要とすることがあれば…
ダヴィデ対ゴリアテ
ウインターブルース
カウントダウン
わがすばらしき生涯
最後まで戦う
道はどこへ続く?

著者等紹介

ダニエル,ジョン[ダニエル,ジョン][Daniell,John]
ニュージーランド生まれ。ポジションはロック。1991年にニュージーランドU19、92年にはニュージーランド・コルツに選出される。92年以降、マリスト・セント・パッツなどのウェリントンのクラブチームに所属。92~94年、オックスフォード大学で英文学を学びつつ「ブルー」の称号を得る。96年のプロ化以降フランスに渡り、97~2000年にラシン、2000~03年にペルピニャン、03~06年にモンペリエに所属。現在はフリーのジャーナリストとして活躍。2010年、『傭兵の告白―フランス・プロラグビーの実態』で英国スポーツブック賞を受賞

冨田ひろみ[トミタヒロミ]
翻訳&ライター業。埼玉大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KF

9
書かれた頃から時間を経ており様相が変わっていると思うもののとても興味深く読めた。NZ出身のフランスリーグプレーヤー、正しく傭兵の赤裸々な告白。アングロサクソンとしてラテン文化との摩擦、自分の身体との葛藤等々。読む人によってはこれでフランスラグビーが好きになる場合もあろうし嫌いになる場合もあろう。どちらかというと私は後者。傭兵である筆者が最後にラグビーが良い方向に進む事を祈っていてホッとする。 だったら英語版読めば?と批判されかねないが翻訳は読み易くなかった。FWを前衛と書かれては違和感がある。2018/08/12

3
チームワークもあまりなく、首脳陣と選手の仲も最悪。なのに、何故かW杯の大一番では強さを発揮するフランス。そのフランスのプロラグビーに身を投じたニュージーランド人の話。フランスのプロ選手は金のためにラグビーをやっている。そういう印象でした。ただその金のためにはどこまでも貪欲に自分を売り込みアピール姿勢こそ、もしかしたら大舞台での一発勝負の強さの根源なのかもしれません。フランス人は普通ではない。だから強い。そう思いました。またオールブラックスを破る番狂わせ、見てみたいです。2012/11/13

siomin

2
1990年代、ラグビーはアマチュアリズムを捨ててプロ化に舵を切っりました。その結果、「ノーサイドの精神」のもと地域の代表としてプレーした選手が、金と契約のために世界を飛び回り、厳しい試合の連続で身体を蝕み、怪しい人々が暗躍する…。ニュージーランド人がフランスプロリーグに所属し、その現状をまとめた1冊です。 2005-06シーズンをたどりながら話が進むので、選手と一緒にフランスを旅する感じで読めます。そして南仏のラグビー狂ぶりも強く伝わってきます。たかだか数万の町のチームが、トップリーグで伍せるんですよ。2014/07/14

K

2
ラグビーの暴力性とか、お金に関する生々しい話とか、内容としては目新しくないんだけど、いちエッセイとして読めば、結構楽しかった。人間が集まって何かをするところには、他者に対する嫉妬のような心理が、やっぱりはたらくものなのね、と思った。想像の域を出ないけど、あれだけ痛くてツラい競技なのに、プレーしてる人たちはとりつかれたかのようにやる。でも内面ではいろんなものが渦を巻いているらしい。それはお金という動機があるから?それだけだとは思いたくないな、なんて、観るだけラグビー・ファンのわたしは感じた。2013/05/25

鳥義賊

2
フットボールの起源を中世の乱暴なお祭りとする説がありますが、狩猟民族の本能的な破壊衝動の発散を、”スポーツ”とか”紳士”とかの皮で隠したのがラグビーなのかもしれませんね。自分もラグビーをプレーするのですが、ラフプレーが連発する場面を読むと「日本人で良かった」と。過剰な演出も無く淡々とシーズンの経過を追っているような印象でした。訳者が同じ大学の出身で、ちょっと嬉しかった。2013/03/23

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