内容説明
男の見栄、女の意地。江戸の片隅にひっそり生きる人々のかくも哀しく艶やかな物語。江戸情緒豊かに描いた人情時代小説集。
著者等紹介
榎本滋民[エノモトシゲタミ]
1930年、東京生まれ。劇作家、演出家。國學院大學文学部中退。61年「女中っ子」の脚色を担当してデビュー。また、落語にも造詣が深く、『古典落語の世界』、『落語ことば辞典』などを著している。2003年、硬膜下出血のため逝去。享年七十二歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。