内容説明
日本ではいま、多くの人が即興し始めている。でも、好き勝手に即興をやっているだけでは、うまくいかない。間違ったやり方、間違った指導のもとでは、成長しない。ほんものの「即興力」を身につけ、失敗を恐れず自由に、大胆に自分を表現してほしい。他者を恐れて孤立せずに、勇気を持って相手をいたわり、助けてあげてほしい。インプロはきっと、あなたの人生に役に立つはず。
目次
まず、はじめに
第1幕 発想の表現(アイデアは考え出すのではない。発見する。;自己検閲しない。でも、なんでもいいわけじゃない。;うまくやらなくていい。おもいっきり失敗していい。)
第2幕 他者との協調…(バリアを壊す。敵じゃない、味方になる。;相手と同調する。;相手のために。)
第3幕 即興ゲームの基本(お互いに一つ一つ積み上げていく。;みんなで一人。;トークの基本。「つなげる」「結びつける」。)
そろそろ、エンディングなので―自由と協調
著者等紹介
今井純[イマイジュン]
インプロ(即興芝居)演出家。「東京コメディストア・ジェイ」プロデューサー。有限会社「イン・ザ・モーメント」代表。メソッド演技の本家「アクターズ・スタジオ」の名誉芸術監督フランク・カサロ、インプロの世界的権威キース・ジョンストンなどから脚本演技および即興演技を学ぶ。インプロの講師としてキース・ジョンストン、リン・ピアス、デニス・ケイヒル、およびコンタクト・インプロ(即興ダンス)のマーク・ラムが来日した際、ワークショップで通訳を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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