内容説明
ピアノから詩へ、詩からピアノへ、そして「根源」へ、そして、ジャンルは無意味となった…詩人、アファナシエフ誕生。世界的なピアニストによる世界初の詩集。
目次
1 月(どこでもない場所;響き;もう一つの楽器 ほか)
2 音(ことば;休止;わたしには聞こえる ほか)
3 外(ここから永遠へ;ひとは死なない;T・Aへ ほか)
著者等紹介
アファナシエフ,ヴァレリー[アファナシエフ,ヴァレリー][Afanassiev,Valery]
1947年、モスクワ生まれ。ピアニスト・指揮者・作家・パーフォーマー。1968年、バッハ国際音楽コンクール第一位。1972年、エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝。1974年、ベルギーに亡命、現在、パリ在住。1983年、カフカ、ボルヘスなどに感化された長編小説『蒸発』を発表。当初から詩は旺盛に書いていたが、一時、詩を書くと眠れなくなるとの理由で中断。しかし、最近、詩作活動を再開。1992年CD「ブラームス後期ピアノ作品集」でレコードアカデミー賞(器楽部門)受賞
尾内達也[オナイタツヤ]
1960年生まれ。俳句結社「古志」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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