内容説明
ハンフリー一行は恐竜らしき生物が目撃された湖へ調査に赴いた。巨大動物らしき影や、水面の妖しい波紋を目撃するなか、みなから疎まれていたメンバーの一人が変死する。発見者が孫娘だったため、魔女の血をひくという名探偵デイム・ベアトリス・ブラッドリーが現場である湖に行くのだが…。恐竜+本格ミステリという奇抜な設定を、ミッチェル女史が淡々と綴る異色作。
著者等紹介
ミッチェル,グラディス[ミッチェル,グラディス][Mitchell,Gladys]
1901~83。本名グラディス・モード・ウィニフレッド・ミッチェル。イギリス、オックスフォードシャー生まれ。ロンドン大学を卒業後、1961年の定年まで、ロンドンやミドルセックスの学校で教鞭を執った。Speedy Deathで29年に作家デビューした後、多数の長編ミステリを発表。そのほとんどでミセス・ブラッドリーが探偵役を務める。また、マルコム・トリー名義やスティーヴン・ホッカビー名義での作品もある
白須清美[シラスキヨミ]
早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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