“新パパイラスの舟”と21の短篇

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“新パパイラスの舟”と21の短篇

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  • サイズ B6判/ページ数 701,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846007782
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0097

内容説明

こんなテーマで短篇アンソロジーを編むとしたらどんな作品を収録しようか…。「ミステリマガジン」連載の“架空アンソロジー・エッセイ”に、特別ボーナスとしてテーマごとに短篇小説を併録。

目次

美食ミステリ傑作選『忘れられぬ美味』1―付記・三十五年前に犯した三つのミス
美食ミステリ傑作選『忘れられぬ美味』2―付記・ついにめぐりあえたワイン・アンソロジー
警察小説傑作選『ニューヨーク犯科帳』―付記・宿題は先送り
夫婦に捧げる犯罪手帖『夫と、妻と、殺人と』―付記・ドメスティック・ミステリの定番
ユールタイドに捧げる犯罪『クリスマスの死』―付記・クリスマス・ミステリ大売出し
見知らぬ隣人に捧げる犯罪『好奇心は災いのもと』―付記・ポーリン・C.スミス身上報告書
不完全脱獄講座『夢多き男たち』―付記・刑務所映画VS.囚人物語
ドリーム・ファンタジー選『夢見る男たち』―付記・女も夢を見るのか?
動物奇譚選『十二支殺人事件』―付記・二冊の動物奇譚選
精選探偵犬物語『愛犬にご注意』―付記・三つの犬アンソロジー〔ほか〕

著者等紹介

小鷹信光[コダカノブミツ]
1936年岐阜県生まれ。1961年、早稲田大学英文学科卒。医学書出版社勤務後、フリーのライターとして独立。ハードボイルド小説の翻訳、評論を中心に執筆活動を続け、著書、編纂書、訳書など150点を超える。作家としても『探偵物語』シリーズなどがあり、『私のハードボイルド―固茄で卵子の戦後史』で第六十回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

19
新年一冊目の読書がこの一冊でしたが、最高でした。テーマに沿った架空のアンソロジーを編むという内容に、とっておきの短編が一篇添えられている構成は、読んでいて楽しいうえに読みごたえもあり、さらにほかにも読みたい本が増えるという濃さ。分厚いですが、アンソロジー好き、海外短編好きのひとには絶対におすすめです。2019/01/05

スズツキ

4
大変すばらしい1冊。テーマに沿った短編を羅列していくのだが、その数が尋常ではない量に達していて、資料的にも最高。著者の公言するように根幹にあるのは異色作家なので、それの偏愛者にとってはたまらない御馳走となっております。また、その後どこかに収録し直されたりしたのかは不明だが、ボーナストラックとして初訳も含めた短編も多量に収録されている。その中では「隣人」「夢を見る町」「犬の厄日」(著者の作品はなんとこれのみ!)あたりが良い味を出してる。今後もパラパラとめくっていきたいですね。2013/07/02

ビスケット

1
いやー素晴らしい。短編好きにはたまらない一冊。 21のテーマに沿って、架空のアンソロジーを作っていくエッセイ集(実際に出版されたものも!)一つのテーマの終わりには、おすすめの短編が。 2019/03/19

Lighthouse Keeper

1
短編ミステリ好きにはうれしい一冊。今と比べると情報収集手段が限られる四十年前の大仕事、ただただ頭の下がる思いでじっくり読んだ。いわゆる有名アンソロジ-ピースを避けて編まれているだけに収録作品は小粒な印象だが、それでも「隣人」「夢を見る町」「犬の厄日」「ラム好きの猫」「奇妙な乗客」「隣家の事件」は楽しめた。2013/05/05

ゑこびす

1
とんでもない情報量に圧倒される労作。1973 年~1975 年に「ハヤカワ・ミステリマガジン」に、毎月掲載されたエッセイ「新パバイラスの船」。これは毎回テーマ毎に短編の架空アンソロジーを編んだもの。その 24 章をベースに、各章毎に校訂版の注記、 エッセイ中の言及作品リスト(これが膨大な数、初訳のみならず再録データも追加されている)、今回用のあとがき、ここまでが前座で、真打の各テーマにふさわしい短編小説が 1 篇ずつ収録されている。こんな苦行としか思えない本を出すなんて、小鷹信光氏は究極のオタクだ。2010/12/22

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